Aimer ③ (ページ17)

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AMAZING COFFEE ページ17

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今日は午後からオフの日バンザイ。

久々に中目黒でお買い物して変装はメガネくらい。

「……寒い」

まだ北風がビュービュー吹いてる一月

「……なんか温かいもの飲みたいな」

ひとりでカフェの前でブツブツ言ってるから変な子だと思われてそう。

あ、ここのカフェ良い感じじゃない？
『AMAZING COFFEE』

なんか聞いたことある気がする。

誰から聞いたんだっけなあ…とりあえず寒いから入る。

「……あったか」

店内がすごく素敵な雰囲気

爽やかだしなんか落ち着く場所。

？「あのー…」

「はい？」

振り向いたら同世代の女の子二人組

女1「女優の園田Aちゃんですよね？」

「え、あ、はい、そうです」

女1「わたしジェネが元々好きなんですけど、よく共演するAちゃんのことを好きになりました！」

女2「私もですっ！」

「え～～ありがとうございます！」

握手を求められたので手を差し出すと

一生洗わない世界で誰よりも好き、

と言ってくれました。

「ジェネよりもですか？」

女1「はい！」

ﾄﾞｻｯ

肩にくる急な重み

？「ファン奪われた～」

女2「え？！へ！？やばい！」

女1「やばいやばい！」

肩に顎を乗せてたのは

金髪でおなじみの小森隼くん

「あれ、隼くん？」

小森「やっほー！
後ろ姿がAっぽくて店入ったら正解だった！」

「隼くんなんでここに？」

小森「ここEXILEのTETSUYAさんがプロデュースしてるコーヒショップなんだよ

知らなかったの？」

「ああ～！だから聞いたことある名前だったんだね」

声をかけてくれた女の子たちは

私たちのゆるいやりとりを微笑んで聞いてくれている

小森「このあと暇？デートしない？」

女「「キャーーーー！」」

「女子高生は忙しいので
カフェラテ買ったら帰りまーす！」

小森「まさかのふられた！」

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