おいおいちょっと…3 ページ4
はあ、とため息を吐いた。
まさか如月のせい？でバレー部のマネージャーになるなんて…しかも相手は超熱血な男達なんて。今日は厄日だ。
もう一度ため息を吐いた。
「またため息吐いて。あんときなんでなんも言わなかったの？マネージャーになるなんて話、されてないってさ」
「あ…その手があった…早く言ってよ…てか、及川先輩が必死すぎて何も言えなかった…」
そう言うと葵は苦笑いをし、同情された。
…ああ、本当に葵の頭脳が欲しかった…。
「Aちゃん…あ、あのさぁ…」
そこにあの忌まわしき如月が来た。
「如月サン？何か用？」
葵が睨みを利かせてそう訊くと、如月はビクッとして涙目になり、さらに俯き加減にボソボソと答え始めた。
「そ、その…さっき、ごめんね…」
「さっき、って嘘泣きの話？」
「うっ嘘泣きじゃないもん…ふえぇ……泣」
「そう言うのを嘘泣きって言うの。今のも嘘泣きなんでしょ？さっさt「ちょっと葵！」なによ？」
「うわ、優香泣かした」
「実本ひでぇ」
「え、なになに虐めてんの？」
「実本さんすごい…」
「なんか、よく言った！！って感じ〜」
「かっこいー」
男女で味方になる人が違う…めんどくさい。
葵を制止して如月に用件を聞いた。
「用事は？」
「ふぇ！？え、ええっとぉ…その、優香も、マネージャー、やっててぇ…」
「「はぁぁ！？」」
思わず葵とハモってしまった。
なんだよ。だったらなんで私を誘ったんだよ！！
「っていうことで…その、これからよろしく…ね♡」
気持ち悪い！！！あーほんと吐き気がするよ。
なんか教室ざわざわしてるし。
…軽く死にたい。
それからしばらくして、昼休み。
「お願い！！！」
「ええ！？私がAとマネージャーに？」
葵に土下座をして懇願。
「知ってるでしょ？私が人と関わるの苦手なこと。それに相手は男だし」
「でも！よく考えて！！岩泉先輩がいるんだよ？部活で一緒だよ？」
そう言うと葵は「…確かにそうね…」
と言って考え始めた。
お願いします、神様。どうか奇跡を───
「いいよ」
「本当！？！？！？」
がばぁっと音が聞こえそうな勢いで立ち上がった。
葵にキモいと言われたのはこれが初めてだ。まあいい。
「岩泉先輩といられるの嬉しいし。それにAと一緒なら楽しそう」
そこで私が飛び上がって喜んだのは言うまでもなく。葵が親友でよかった…！
こうして、私達の【バレー部マネージャー】としての日常が幕を開けたのだった…。
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沙羅(プロフ) - 包甘香さん» あ、そんなひどいことなのね…。ちなみに私はその辺にいるただの関西弁キャラが定着しつつある女子です。 (2017年1月13日 17時) (
レス) id: b15e900c6b (このIDを非表示/違反報告)
包甘香(プロフ) - 沙羅さん» だって〜僕ー女の子だからーそんな怖い言葉使えないもーん↑(駄作者は僕っ子です) (2017年1月12日 22時) (レス) id: 069aa82c09 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 包甘香さん» ○って何よ○って笑 (2017年1月12日 22時) (レス) id: b15e900c6b (このIDを非表示/違反報告)
包甘香(プロフ) - 華さん» ほ、ほんとですね…すみません！ごめんなさい！直します！さあ沙羅に〇されに行かなきゃ… (2017年1月12日 20時) (レス) id: 069aa82c09 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 華さん» ほ、ほんとだ…！国見sideのところですよね、ありがとうございます！これ作ったの包甘香なんで本来何が入るかはちょっとわからないのでしばいてきます。暴けたら速攻で直します！ほんとにありがとうございます！ (2017年1月12日 19時) (レス) id: b15e900c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sara*＆包甘香 x他1人 | 作成日時：2016年12月27日 19時
