ようやく開いた扉 ページ24
貴女side
今はまだ、実感出来ていない。
さっき、名前呼ばれたその瞬間から
私の目には空気が止まって見える
PD《A。おめでとう》
その言葉が頭にループしている中、真ん中へ向かう。
なんだか…目のピントが合わない
PD《A……… ！泣いているのか？》
貴「…っんぇ？」
…変な声が出た。
そしてそれは緊張のほぐれの証拠だった
大粒の水玉が目から転がり落ちる
貴「うっ…うぐっ…ヒグッ…」
泣きたいのはみんななのに。
泣きたいのは落ちた子達なのに。
なのに…
なんで私が泣いてんだ
PD《…君の才能には驚かされたよ。》
貴「！｣
PDさんが話し始めたため私は顔を上げる。
PD《君を日本でスカウトした時から…俺は君の魅力に取り憑かれた…なんて言うと変だろうが、本当の話だ。》
PD《君にはあらゆる才能がある。歌の実力、ダンスの実力はもちろんだが…他にも性格や会話の弾み度とか…な(笑)》
貴「なんですかそれ(笑)」
少し頬が綻ぶ
PD《だからこそ君には【黄金マンネ】として、更に【エース】【ガールクラッシュ】として、頑張って欲しい。練習生期間ゼロの中、よく頑張った……期待しているよ。》
貴「…っ泣………カ、カムサハムニダ！」
ようやく意識が戻ってくる。
…ここは？
眩しい。
大きな拍手と声援が聞こえる
「Aちゃーーーーん！！！」
「おめでとー！！」
「俺はこれからもAペンだ！」
私は…
リマ「A。おいで」
ノン「Aちゃんこっちこっちー！」
アンニ「Aちゃんと一緒になれて良かったー！！｣
ジリ「A…こっち…。」
トン「おーい！早くおいで！」
エミ「ああ…妹よ…」
ナシ「A…ちゃん」
ヤー「ふがぁぁ…泣」
あんなに好きだったTWICEと…
同じ土俵に…立てるのか
司会「では皆さん！ここで戦い抜いた…」
「【MOONACT】の皆さんに盛大な拍手を！」
これからはonceとしてじゃない
同じ事務所のライバル。
こっちだって
負けてらんないよね！
貴「よーし！じゃあいくよー！せーの！」
all「アンニョンハセヨ！ムーナクトイムニダ！」
大きな歓声と眩しいライトに包まれながら
私は【MOONACT】の黄金マンネとして念願のK-POPデビューを果たした
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名無しのジョンヨンペン - リアルでジョンヨン推してるんで設定が最高すぎて…！今夜は寝ずに読んでしまうかもです笑笑 (2022年8月10日 1時) (
レス) @page5 id: df58c092f2 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - K.V.さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(´；ω；｀)作者、ネタ作りに困っておりまして現在必死に考えているところですのでもうしばしお待ちください！また、続編決定致しましたので50ページをぜひお読みください！お読み頂きありがとうございます、今後も頑張ります！ (2019年8月24日 14時) (レス) id: b76640e635 (このIDを非表示/違反報告)
K.V. - すごく面白いと思いました！続きが気になります！無理しない程度に更新頑張ってください！ (2019年8月24日 5時) (レス) id: 5c0644c360 (このIDを非表示/違反報告)
スア(プロフ) - ありがとうございます！できればでいいので無理しないでくださいね。頑張ってください (2019年7月27日 12時) (レス) id: 088a3a7f93 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - スアさん» あーー！それもいいですね！リクありがとうございます！BTSは回想が終わってジリョンストーリーが終わったらそろそろ出そうと思ってますが、別ルートでそういうのも書くか検討してみます！ (2019年7月27日 12時) (レス) id: b76640e635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パスタ好きのさらさん | 作成日時：2019年7月2日 22時
