onceからTWICEのライバルグループになりました。

隠れていた真の力 ページ17

ジョンヨンside


曲がかかる




♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜




…



かっこいい。




私の時と同じ感じ？






そして歌い出す






貴「ネガ♪。.:＊・゜」








う、上手い…

というか


こんなに綺麗な声を出す人を初めて見た






そして…





ジョ(色気が凄いことに本人は気づいてるのかな)




さっきからこのくすぐられるような声に心臓がいちいち跳ねる





ジョ「ガールクラッシュとはまさにこのこと…」






all(貴女もね…)









Aちゃんの声が頭に入って来てからというもの、私は完全に彼女の歌に虜になった









でもそれは
他のメンバーもそうらしかった









やがて歌が終わり、大きな歓声とざわめきが起こる









異国の地、日本からわざわざ来て、おまけに練習生期間ゼロのAに









皆、驚きと感心を持ち


彼女の空気に飲み込まれているかのようだった








PD「…」






流石、とも言い表せないようなこの演技に対してあのPDもリマの時と同様、唖然としていた









ダヒ「上手かったねあの子…！」
チェ「なんか、みんな上手いんだけど他の子とはちょっと違うっていうか…」
ツウ「オーラが違うんだよきっと！！」



ミナ「同じ日本人としても嬉しいなあこういう子が来てくれはって」
サナ「何この子…ほんとに逸材、って感じやな！！」
モモ「ダンスめっちゃ気になるんだけど」



ジヒ「ジョンヨンが見込んだだけあってやっぱり凄い子だったわ」
ジョ「まあ、独断と偏見で勝手に付けた見込みだけど笑」
ナヨ「あの子絶対ソロ歌手でもやってけるわよ！！」








私達は非常に興奮していた







PD「…では、続けてダンスも。」





その後少し間が空いたかと思うと






貴「…はい」






Aちゃんの返事が返ってきた







ジョ「ちょっとダンスは自信なさげだね」
モモ「もしかして、歌は超うまいけどダンスはちょっと…派かな！？」←
ツウ「なんでモモオンニが焦ってるの」




しかし、こちらのそんな予想を




面白いくらいに裏切ってくれた






♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜







こちらは少しゆっくりとした大人っぽい感じの曲





でも悲しげな雰囲気もあって【灰色】というテーマにはよくあってる気がする








振り付けも
なかなか欲しいもの、欲しいところに手が届かなそうな…




悔しさと果てしない自分探しの道の澱んだ感じは確かにこっちへとしっかり伝わってきた

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