インターホン ページ9
貴女side
ようやく掃除も終わったところで、お目当てのTWICEオンニ達との面会へ出発した。
とは言いつつ、隣の家なので正直出発感はないけれど。
リマ｢あ、そうだ3人とも。使った雑巾はどこに置いた？｣
エミ｢一応洗面所のとこに水で漬けておいたよ｣
リマ｢良かった、ありがと｣
ジリ｢あの二人って、本当にムーナクトの両親って感じしない？｣
貴｢めちゃくちゃ分かるわ…｣
トン｢どっちがお父さん？｣
貴｢両方ともママ的ポジションでしょ｣
ヤー｢ママ二人ww｣
そうやって無駄話をしながら歩くと、TWICEの宿舎の玄関に着く。
all｢おぉぉぉ…｣
広さは私達の家とさほど変わらないだろうに、TWICEのお家、と言われただけでこんなに尊厳のある玄関に見えるのはなんでだろう。
ノン｢うへぇ〜緊張するなぁ〜｣
ナシ｢事務所で会うとはいえ、練習生とは違うオフィスだからなぁ〜正直久しぶりな気がする｣
緊張した面持ちの雰囲気の中、私だけは物凄く胸を躍らせていた。
(あの…あのTWICEのお家に…！)
数ヶ月前までは考えられなかった。
一生、ただの1onceとして、追っかけていくのだと思ってた。
リマ｢ふふ笑じゃあ、なんかワクワクしてそうなAにインターホン係任せよっかな！｣
貴｢え、え！？｣
アン｢インターホン押すだけよ笑｣
貴｢え、私やっていいんですか…！｣
ジリ｢良いから任せたんでしょうが笑めちゃくちゃ嬉しそうな顔してるねぇほんと｣
ヤー｢AはSIXTEEN時代からの強火onceだしなぁ｣
ふーっと、大きく息を吐く。
(…よし。)
このインターホンを押す瞬間、私がただのファンからK-POPアイドルになった今の現実を実感することになる。
(…嬉しすぎる。)
いや、嬉しいなんて言葉に表せない感情が渦巻いてる。
何も無い私に光を与えてくれたTWICE。
そのインターホンを押すだけなのにこんなにも手汗をかいて、期待するんだ。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
意を決してインターホンを押す。
私が押したことを知ると、今までザワついていたメンバーも一気に静まる。
いくら知り合いだとは言え、先輩。
全員の表情筋が強ばるのも無理はないだろう。
暫くして、ドタドタと騒がしい足音が喋り声と共に外にまで聞こえてくる。
｢さーたん、ウチのピン留め知らへん！？｣
｢はぁ！？知らんよ！その辺に落ちてるんちゃう！？｣
｢もうインターホン鳴ったけど、出なくていいの…？｣
｢ちょ、ツウィヤ！出てくれない！？｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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とあ - ホントに面白いです！ 大好きです これからもがんばってください！ (2020年11月24日 1時) (
レス) id: ff2fba7162 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - 嬉しいお言葉ありがとうございます^^*そろそろ終盤に差し掛かりますが、最後まで宜しくお願いしますm(_ _)m (2020年5月16日 22時) (レス) id: b898e8ff1d (このIDを非表示/違反報告)
女の子 - 面白いですね。更新頑張ってください。応援してます！ (2020年5月13日 22時) (レス) id: ceafdc132b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パスタ好きのさらさん | 作成日時：2020年2月3日 20時
