日本人メンバーの絆2 ページ8
貴女side
エミ｢私達もオンニだからねぇ、いくら妹達がしっかりしてたとしても、もっともっと妹達の為に動きたいって、思ってるもんよ？｣
貴｢でも結構既に迷惑かけっぱなしな気がするの…。申し訳ないなってずーっと思ってる。｣
それは本当の本心だった。
あの、私が練習から逃げた日からより強く感じるようになった仲間への『依存』
仲間は頼るものだけど、センターである私が頼ってばっかりじゃみっともない。
そう、思ってる。
だから、オンニ達にも心配かけたくないし、できる限りこのグループを素敵にできるように
もっともっと努力していきたい。
ノン｢…そういう目標、あって良いね。｣
貴｢！…乃音さん…｣
ノン｢ははっ笑ちょっと暗くなっちゃったね！！よーし、早く片付けよっ！！｣ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ
今、ノンオンニ…いや乃音さんが日本語で喋った…。
実はこのグループでは
日本人が3人もいるにも関わらず、あの番組で出会った頃から3人とも、これまで1回も日本語で会話したことが無かったのだった。
貴｢…｣
エミ｢…乃音は、ああ見えて繊細なのよ。｣
貴｢…何となく、分かる。｣
エミ｢…今まで、あんまり深く関わって来れなかったよね私達。｣
貴｢あんまり感じたことは無かったけど、確かにそう…かも。｣
エミ｢皆、思い詰めていたのよ。それぞれ。｣
思い…詰めていた。
でもそのエミオンニの意見は一理あった。
何故、日本人メンバーという共通点を利用せず、わざわざ他のメンバーと同じ様に接するのか
普通に考えれば、謎だ。
同じ国籍の人がいれば、その国の言葉で喋ってしまうもの。
貴｢日本語を喋ろうって思いにも及ばないほど、私達、案外頑張ってたのかも…ですね｣
エミ｢私はそうだと思うな。…特にノンは、ずっとモモオンニに憧れてひたすらダンス頑張って来てるの、私は見てるしさ。｣
そう言ったエミオンニの瞳は
まっすぐ、掃除をしているノンオンニの方を見つめていた。
ノン｢おふたりさぁーーーーん！流石にノンだけじゃ無理なんで、手伝って下さァァァい！｣
貴｢うわっ、耳の奥までキーンってなった！｣
エミ｢ノンうるさい！｣
｢｢｢…｣｣｣
ノンエミ貴｢ふふっ笑笑｣
貴｢やっぱり、同郷は違うなー笑｣
ノン｢そーお？｣
エミ｢でも、感じるよね。そういうの。｣
貴｢勿論だよ。｣
私達3人の間には
決して見えない絆の糸がある。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「TWICE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とあ - ホントに面白いです！ 大好きです これからもがんばってください！ (2020年11月24日 1時) (
レス) id: ff2fba7162 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - 嬉しいお言葉ありがとうございます^^*そろそろ終盤に差し掛かりますが、最後まで宜しくお願いしますm(_ _)m (2020年5月16日 22時) (レス) id: b898e8ff1d (このIDを非表示/違反報告)
女の子 - 面白いですね。更新頑張ってください。応援してます！ (2020年5月13日 22時) (レス) id: ceafdc132b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パスタ好きのさらさん | 作成日時：2020年2月3日 20時
