あの時 ページ18
貴女side
JK｢…よっ。｣
貴｢あ……あの、あの時は、お世話になりました。｣
そう言って深く頭を下げる。
JK｢…良いんだよ別にあれくらい。先輩なんだから先輩面させろってな。｣
ジョングク先輩はふっと微笑む。
目をクシャッとさせたその笑顔はどこか幼さも残っていて。
同じマンネなんだと気づくには時間は要さなかった。
JK｢今日…デビューなんだってな。｣
貴｢はい。お陰様で…何とかここまで踏ん張れました。｣
JK｢別に俺のお陰じゃねぇし…しかもここまで、じゃないからな。もっともっと先には長い道のりがあるんだぞ。｣
貴｢はい、勿論分かっています。でも｣
私は後ろを振り返り、メンバーを見つめる。
貴｢この9人でなら…行けると思うんです。｣
JK｢どこに？｣
私は息を大きく吸った。
貴｢…頂点に。｣
リマ｢本日はお時間下さりありがとうございました。｣
リマオンニのその挨拶につられて皆がお辞儀をする。
RM｢ははは、そんな堅くなくていいよ。君達もTWICEも、似ているね本当に。｣
エミ｢似ている…？｣
ジン｢あー笑確かに。言われてみれば。｣
貴｢と言いますと…？｣
ホソ｢君達を挟んで横にTWICEも住んでるの知ってるでしょ？あの子達もここに来た時に挨拶しに来たんだよ。勿論、君達と同じくデビュー日にね。｣
ジリ｢そうだったんですか…！｣
ジミ｢様子が君達と全くもって同じだったから、懐かしさがね…笑｣
テヒ｢ジミナ、おっさんみたい。｣
ジミ｢おい。｣
何となくホンワカした雰囲気を醸し出しているこの空間を悟り、私たちはお暇することになった。
リマ｢それでは。ありがとうございました。｣
RM｢はーい、気をつけて…って、ヒョン！｣
門の扉を閉めようとした時、すり抜けるように『ヒョン』と呼ばれる人物がこちらに寄ってきた。
…そして、私の手首をガシッと掴んだ。
貴｢！？！？｣
ユン｢…っ、あの…………｣
確か、この人はSUGAさんこと、ユンギさん。
BTS先輩の中ではラッパー的な感じで活躍してるっぽいけど…。
貴｢どうか…されましたか…？｣
状況が呑み込めず、辺りを見回すが全員がこちらを優しく微笑んでいる。
…ジョングク先輩は怖い顔でこちらを見てるけれど。
ユン｢…俺……｣
下を俯きながらユンギ先輩がか細い声で呟く。
ユン｢お前のパフォーマンス…好きなの。｣
貴｢っえ、｣
ユン｢だから…その…頑張れよ…｣
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ラッキーカラー
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とあ - ホントに面白いです！ 大好きです これからもがんばってください！ (2020年11月24日 1時) (
レス) id: ff2fba7162 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - 嬉しいお言葉ありがとうございます^^*そろそろ終盤に差し掛かりますが、最後まで宜しくお願いしますm(_ _)m (2020年5月16日 22時) (レス) id: b898e8ff1d (このIDを非表示/違反報告)
女の子 - 面白いですね。更新頑張ってください。応援してます！ (2020年5月13日 22時) (レス) id: ceafdc132b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パスタ好きのさらさん | 作成日時：2020年2月3日 20時
