可愛い後輩 ページ17
You side
貴「…実はさ、」
ジリ「ん？」
私はジリョンオンニにだけ、小さな声でこの間公園で起こった出来事を話した。
精神をやられ、一人、寒い中レッスン着でベンチに座っていた私に先輩が話しかけてくれたこと。
それと、私に勇気と力を与えてくれたってことも。
全て丸ごと話すと、ジリョンオンニは柔らかい笑みを浮かべた。
ジリ「A、良かったね。」
貴「私…もしあの場に先輩が来なかったらもう心開いてなかったと思う。」
…そう、あの時、あの瞬間。
私の黒い感情を共有してくれたジョングク先輩が居たから、今私がここにいるのだ。
ジリ「Aはさ、まだ韓国に来てまもないから分からないと思うけどさ」
貴「うん。」
ジリ「この国は上下関係が凄く厳しい。でもそれ故、年上が年下の面倒を見るのは当たり前の事なんだよ。」
貴「そ、うなんだ…」
ジリ「違う事務所の、しかもあのBTSさんがって思うと驚きだけど、そういう所あるから、だから…」
貴「だから……？」
ジリョンオンニはそこまで言うと、私の手を握りながら俯き、
ジリ「…私達にも…頼ってよ…」
そう、消え入るような声で呟いた。
貴「…私、まだ皆と本当の信頼を築けてるかって聞かれたら、まだだと言っちゃうかもしれない。」
ジリ「！」
貴「でも、…私はオンニ達を愛しているし、尊敬してる。それだけでもう、私がここにいる意味が…出てくる気がするの。」
ジリ「A…。」
その時、ドアが開いた。
ジン「あーら、いらっしゃ〜い！」
ユン「お前はなんでそんなおばちゃんぶってんの？」
JK「ほら、早く行きますよヒョン達。」
あの、BTSが。
今、目の前に…。
貴(私は…)
私は、
とんでもない場所に
足を突っ込んだようです…。
リマ「こんにちは、MOONACTです。」
ホソ「知ってる知ってる！やったー！生で会えた！！」
ユン「だから…お前もなんでそんなにペンみたいなんだよ。」
ジミ「あの…エミちゃん好きです。」
エミ「え、あ、ありがとう…ございます…。」
RM「なんか皆嬉しそうでよかったなぁ」
貴「……ふふ。」
実はもっと厳格なイメージがあったんだけど
本当は微笑ましいほど明るくて、優しい方ばかりだった。
RM「あー…分かります分かります。」
リマ「ですよね…ありがとうございます。」
リーダー同士が何か色々話し合ってリマオンニがCDを渡したのを横目で見ながら、私はジョングク先輩に話しかけられた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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とあ - ホントに面白いです！ 大好きです これからもがんばってください！ (2020年11月24日 1時) (
レス) id: ff2fba7162 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - 嬉しいお言葉ありがとうございます^^*そろそろ終盤に差し掛かりますが、最後まで宜しくお願いしますm(_ _)m (2020年5月16日 22時) (レス) id: b898e8ff1d (このIDを非表示/違反報告)
女の子 - 面白いですね。更新頑張ってください。応援してます！ (2020年5月13日 22時) (レス) id: ceafdc132b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パスタ好きのさらさん | 作成日時：2020年2月3日 20時
