目的地“エセ教祖”、乗り換えの駅は“不思議の国” ページ22
そう言ってしたり顔で頷くヘイヤとハッタ。
其れを聞いて、恐らくそのエセ教祖はアリスの事なのであろうと思った。
そして話に出てくるルイスも気になったが、今は任務であるアリスが最優先。
どうすればアリスの元へ行けるか考えた。
恐らく、この不思議な生物達なら知っているのではないか。
『ねえ、そのエセ教祖は今何処にいるのかな?』
敵意がない事を示そうと落ち着いた声音で話した。
だが、其れも意味がなかったらしい。
____次の瞬間、黄金色、緑色、水色、其々の瞳が、まるで心の奥底に沈む、それ以上に深い何かを表す様な、深淵を宿す黒瞳に変わった。
《あのエセ教祖を殺しに行くのですかい?
其れは行けませんなあ。
____あのエセ教祖を殺すには、先ずは“
そう、ルイス様に仰せつかっているのでね》
チェシャー猫の歪んだ口元から、微かな黒の瘴気が漏れた様な気がした。
途中下車した駅の名前は“ハートの国の裁判”→←帽子屋曰く、白い人形
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Cabby - 太宰さんカッコいいですよね!めっちゃ好きです (2019年10月30日 22時) (レス) id: b937c10b42 (このIDを非表示/違反報告)
akane_朱音 - え、太宰さんかっこよすぎない…?好き() (2019年10月29日 21時) (レス) id: 307f7ba1f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鸞宮子 瑩 | 作成日時:2019年10月29日 19時