ジフンさん、はじめまして。 (ページ2)

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「ほら、A、これがお父さんとお兄ちゃんよ」

「よろしくお願いします」

WZ「よろしくAちゃん、俺はジフン」

見た目は小柄でめっちゃかわいい人で安心したけど、喋り方はちょっと無愛想。

よろしくとか言ってくる割には、目も合わせてくれないし。

「悪いんだけど、ジフンくんとAは同じ部屋でもいいかしら？部屋数が足りなくて」

え？私は全然良くないんですけど、、、
ジフンさんも嫌って言ってくれるはず！だってこんな赤の他人だった人といきなり相部屋なんて、、

WZ「俺は、大丈夫ですよ」

はっ？？？
全然よろしくない！

WZ「Aちゃんとも仲良くなりたいし、」

「それなら良かったわ〜! Aもそれでいいわよね？」

ね？ってお母さんに言われるといつも断れない。今回も結局断れずに、ジフンさんと同じ部屋を使うことになってしまった。

WZ「Aちゃんは、嫌だった？」

「いえ、大丈夫です!」

WZ「そ、」

え、？それだけ？え、今の
ｿ…みたいな小声何？音階？音階言ったの？

質問してくるくせに答えが曖昧で、
話しかけてくるくせに目も合わせないで、
今までニコリともしてない。

この人、何考えてるんだろ

あー帰ったらミンギュにメッセージ送っとこ。
明後日の学校で愚痴聞いてもらわなきゃ

日曜日までお母さんとお父さんは温泉旅行らしくて、ジフンさんと二人で留守番になった。

日曜日はこの人と家で二人か…
気が重い…