【APへタリア】会長、定期考査のお時間です。【男主】【アーサー・カークランド】

Utopia-44→語学無双 ページ8

「A……俺のこと、受け入れてくれるか？」









「うん……ギルなら、………いい。









＿＿ってなるわけあるかぁぁぁぁｯ！！！」









くるん、と布団にくるまってびくびくした。駄目、イケメンすぎて駄目だよ……ギル。









「いってぇぇぇっ！！いてぇよA……頭打ったじゃねーかっ！！」









「え？…あ、ごめん。ギル……」
そして可哀想な事に、無意識のうちにギルを突き飛ばしちゃったみたいです。本当にごめんなさい;;









「A君ももう平気そうですし、ギルベルト君も大丈夫でしょう。
ところで皆さん、そろそろ勉強しないと死んでしまいますよ……宜しいのですか…？」









「「「「「……！！」」」」」









そうして声の揃ったところで各自の課題を片付け始める。ちなみにロヴィとは自己紹介済ませてるよ〜…





んと、居るメンバーの中に３年は居なくて…２年がロヴィとギルのお兄ちゃんズで残りが全員1年だね。









俺も今ね……ロシア語やってるのよ？文字と発音が一致しなくてちょっと大変なんだけど……覚えるまでがキツかった。









「……どうしてAは授業を受けていないのにそんなにスラスラ解けるんだ………天才か何かか？」





「あはは…嫌だな……俺だって頑張ったんだよ？色んな国回ってたから…ついでに覚えちゃおうって思って。
そしたらいつの間にか覚えてた感じかな。」









………なるほど。と納得したルートの隣の菊さんがぷるぷるしているのが目に入る。『助けてください』かな？





「祖国様、教科は何でしょうか？」





「フランス語が……全く分からないんです………その他も……語学が国語と中国語以外全滅しそうです……。」





半分涙目でうるうると訴えてくる祖国様にフランス語をちょっとずつ教えてみる。





「あれあれこうで……これこれがこうなって………」









「あぁ、なるほど…ならここはこうなるんですね？」





「あぁ…惜しいです。ここは＿＿」









「……うわぁ！Aスゴい…博識なんだね〜！！」





フェリちゃんに褒められて俺は超最高ですよ。嬉しいよぉぉぉ！！
今までの努力が報われてる気がする。うん。





「何だよコノヤロー……そんなに勉強出来るなら、すぐに2年になりそうじゃねーかよ。次、アメリカ英語教えろコノヤロー！！どうせペラペラなんだろ畜生！！」

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