Utopia-6→階級制度 ページ10
※この辺からだんだんブラックになりますのでご注意くださいませ。
「え…何で……そんな………」
…その制度とか言うやつは酷いものだった。
ギルが言った事をまとめると……大体は階級が上の人には絶対服従だ〜…とか、人気順位に対応して階級が決まる〜…とか………身分制度によくありがちな感じのらしい。
……そんな格差ほど、要らないものは無いと思う。…だって、皆同じ“人”であることに変わり無いから。
(人じゃない人も居るけど)←
「まぁ、とにかく…こんなのがある。んでもって………
イヴァン様。羽瀬川の階級は…どうするのですか?」と問う彼。
イヴァンさんはしばらく思考した後、こう結論づける。
「かなり迷うけど……譲歩してO…かな。」
…Oって………確か下から数えた方が早かったよね?…どうせならもう少し上が良かったなぁ……なぁんて。
「…俺と同じ……ですか。」
「うん。そうだね。…君が干渉したんだからちゃぁんと、“最後まで”面倒見るべきだろうな〜…って思って。
A君だって…見ず知らずの人と同じにされたらちょっと嫌だと思うし…と言うか言葉の壁があるから……ちょっとキツいよね?」
意味深な発言に思考しつつ、俺は「まぁ…」と答える。本当は30ヵ国語話せるから大丈夫だろうけど。←
「…だから、そういうこと。君にはこれからA君の“教育係兼躾係”をしてもらうから。これは“命令”だよ。ギルベルト…」
……はい?
…ギルが俺の教育係兼躾係だと……?
「……Ja。了解致しました。偉大なる理事長、イヴァン様。」
…そう、ギルベルトはイヴァン…様に最敬礼をする。ギルが係になるって…俺は嬉しいけどね。でも、命令…なんだ。
そして、次に理事長が発した言葉と行動とに俺は絶句する。
「ん〜?君さ、畏まるときの程度浅くない?
もっとさ、こうでしょ?」
「……ッあ”…」
……え。
待ってよ。
「イヴァン様ッ!!何してるんですかッ!!」
……今、何が起こったか。
イヴァン様がギルの腹を殴って座りこませた。それも………
………とても、黒い笑顔を貼り付けたままに。
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†鎖羅†(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます(`∀´*)楽しんで頂けたみたいで良かったです;;これからも頑張りますので!楽しんで頂けたら嬉しいです(´∀`*) (2017年3月10日 16時) (レス) id: b90b5d86ea (このIDを非表示/違反報告)
†鎖羅†(プロフ) - 夜叉姫さん» コメントありがとうございます(´∀`*)そうです、次回はひたすらカオスなんです;;特に([∂]ω[∂])に注目です()ご期待に答えられるように頑張ります!(・ω・´) (2017年3月10日 16時) (レス) id: b90b5d86ea (このIDを非表示/違反報告)
葵 - とってもおもしろいですwww (2017年3月10日 15時) (レス) id: 8e58f0c707 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉姫(プロフ) - めっちゃ面白いwwそして、次回予告がカオスww頑張ってくださいなー!!応援してます!!w (2017年3月10日 0時) (レス) id: 1a581a412e (このIDを非表示/違反報告)
†鎖羅†(プロフ) - 英領な妖精さん» コメントありがとうございますm(_ _)m私も頑張りますので!これからも見てくださると嬉しいです(´∀`*) (2017年3月9日 22時) (レス) id: b90b5d86ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:†鎖羅† | 作成日時:2017年2月6日 18時