【APヘタリア】会長、禊のお時間です。【男主】【アーサー・カークランド】

Utopia-34→Dover of stability. ページ39

「……んで、お前の場合は言っても駄目だろ？だったら………









＿＿体の方に、教えてやらねぇとな？」









………もうダメだ。もう俺逃れようがないや。押し倒されてるし。









そう潔く諦めようと、彼の背中に手を伸ばそうとした時でした。









「ごらぁ！そこの眉毛野郎っ！！A君を離しなさーいっ☆でないとお前の眉毛ひっこ抜くぞ！！」









……フランシス様が会長だけを綺麗に蹴り飛ばしたのは。(しかも顔面)









「いってぇｯ！！この野郎……いきなり何だよ…！上手く行きそうだったのに…邪魔しやがってｯ！！」









「だってお兄さん…今日はお前らからA君守るって決めたんだも〜ん♪

今朝から大事なカード落とすような眉毛が…襲撃に成功するわけ無いでしょ？」









「はぁ！？どうしてお前がソレ持ってるんだよ！！
そしてさっきから眉毛眉毛うるせぇ！！眉毛は紳士の証なんだよこのワイン野郎ｯ！！！」









「あらあら、A君と【ﾋﾟｰ】しようとしてるお前の何処が紳士なんだか。お兄さん分からないな〜(笑)」









「黙れこの【ﾋﾟｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ】」





「はぁ！？何お前【ﾋﾟｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ】」





「【ﾋﾟｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ】」





「【ﾋﾟｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ】」









「＿＿ｯもうﾋﾟｰﾋﾟｰうるさいですよっ！！二人とも！！」









シリアスが一気に台無しになったけど、ドーヴァーの生喧嘩が見れて俺は幸せでした。うん。シリアスはアルがシリアルにして食べたんだよ。きっと…









やっぱりこんな世界でも残ってるところは残ってるんだな………









「あ…ごめん！A君…こんな品のないとこ見せちゃって……
こんな自称紳士ほっといてお兄さんと部活見学行こっか？よし行こう！！」





「え、ちょ………」









「あっ！おい……待て髭っ…！！」









……会長から俺を遠ざけるように外へ連れてくフランシス様。









………扉を潜る直前、会長の表情が辛そうに見えたのは気のせいかな…？

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