Utopia-20→music room ページ24
「……此処が図書室。んで、隣がコンピューター室だ。どっちも世界最大級の情報量なんだぜ。」
「…はぁ………」
……どうしよう。会長がスゴくまともだ。スゴくまともに解説してる。これから土砂降りなんじゃないの………
「……おい。お前今失礼な事考えなかったか？」
「いいえ、滅相もございません。会長。」←
「後は………羽瀬川。こっちだ。」
アルさんの時とは違って“紳士的に”手をひいて連れていってくれる。さっきまで教卓に座ってた人とは思えないや。
次の部屋はとても広くて…普通に小規模のコンサートを開けそうな場所だった。此処が音楽室らしい。グランドピアノだけでなく、チェンバロやパイプオルガンまである。
「ふっ…驚いたか？コレがこの学校の普通だ。
全て創立当初から残っているもの……と言ってもまだ50年しか過ぎてねぇけどな。全てオーダーメイドらしい。」
どうやら祖国様が言っていた通り、大抵の楽器は一通り揃っているらしい。他の楽器は別の場所にあるんだろう。
俺の得意な楽器？…一番得意なのはサックスだけど…フルートもそこそこ得意。大体の楽器は吹けるよ。ガス抜きにでも吹きに来ようかな。どうせ暇だし。
「……楽器吹きたいなら、俺に許可取れば良いからな。髭もいるけど…やめておけ。」
俺の内心を察した言葉をかけてくれた会長はくるりと方向転換すると、次で最後だからと俺を先導する。
それで…最後の部屋、と言うのは此処に隣接してある音楽庫だった。音楽室に負けない広さの中に圧倒的な数の楽器が置いてある。
「……スゴい数。良くこんなに揃えられるな………しかも、良いブランドのばかり。」
「……だろ？“年々生徒数が増えつつある”からな。追加していかなきゃならないんだと。」
感銘を受ける俺の耳にﾋﾟﾋﾟｯ…と言う電子音が響く。会長の言葉に被っていたけどちゃんと聞き取れた。
会長の手元にはバイオレットカラーのカードが握られている。
「……さて、羽瀬川。コレで終わりだと思ったか？」
嫌な予感がして別な扉を探したけど………無い。ってか探しても意味無かった。
多分あのカードが無いと開かないから。どっちにせよ俺は………
＿＿閉じ込められた。
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イヴァン様のマフラー(但し一分だけ)
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†鎖羅†(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます(`∀´*)楽しんで頂けたみたいで良かったです;;これからも頑張りますので！楽しんで頂けたら嬉しいです(´∀`*) (2017年3月10日 16時) (
レス) id: b90b5d86ea (このIDを非表示/違反報告)
†鎖羅†(プロフ) - 夜叉姫さん» コメントありがとうございます(´∀`*)そうです、次回はひたすらカオスなんです;;特に([∂]ω[∂])に注目です()ご期待に答えられるように頑張ります！(・ω・´) (2017年3月10日 16時) (レス) id: b90b5d86ea (このIDを非表示/違反報告)
葵 - とってもおもしろいですwww (2017年3月10日 15時) (レス) id: 8e58f0c707 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉姫(プロフ) - めっちゃ面白いwwそして、次回予告がカオスww頑張ってくださいなー！！応援してます！！w (2017年3月10日 0時) (レス) id: 1a581a412e (このIDを非表示/違反報告)
†鎖羅†(プロフ) - 英領な妖精さん» コメントありがとうございますm(_ _)m私も頑張りますので！これからも見てくださると嬉しいです(´∀`*) (2017年3月9日 22時) (レス) id: b90b5d86ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†鎖羅† | 作成日時：2017年2月6日 18時
