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「なんて?」
山下さんが代表して聞く。
「だからー、色々食べて、あとは飲むだけだし、Aちゃんと一緒に飲みたいなぁって」
『岩田さん、私、バイト中です。だから…』
山下さんが考え込んでる。
「んー…。大将、Aちゃんて、もう上がっても構わん?オレ、もうちょっと大将と話したいし、男ばっかでも楽しくないやろし、よかったらアイツらの話し相手なってもらったら嬉しいねんけど…」
山下さんの発案に、大将が少し考えて。
「いや、あの子が飲みたいって言うならいいけど、うちはそういう店じゃないから、申し訳ないけど…」
そう言って断ってくれた。
ホッとしたけど、少し残念。
「…本人がよければ、いいって事ですよね」
登坂さんが私を手招きする。
「よかったらオレ達と一緒に飲みませんか?」
そう言われて、大将の顔を見る。
「おまえが好きな三代目さんは、登坂くん?」
『…はい』
「…上がってよし!」
『…ありがとうございます!』
大将から許可が出て、
私は皆さんと飲めることになった。
そこまでは、覚えている。
カンパイして、チューハイを頼んで、
飲みながら、話を聞いて。
2杯目までは、覚えてるんだよね。
奥さんが、薄めのチューハイ作ってくれてて、
それが美味しくて、全然酔わないし、
私、意外と強いんじゃないの?
なんて思いながら、
また飲んで…。
…頭がイタイ。
夢だった?
登坂さんと、話したり飲んだりできる、
私の、都合のいい夢。
目を開けて、天井を見る。
私、寝てた?
家じゃない。
ここは…あ、お店の休憩室。
うわ、どうしよう。
ここに寝ているということは、
私、皆さんに迷惑をかけたってことだ。
どうしよう。
しっかりと毛布まで掛かっている。
どうしよう。
「どう?気分は」
頭を抱えてパニクってると、
後ろから、大好きな声が聞こえた。
振り向くと、そこには登坂さん。
え、ここ、お店だよね?
休憩室だよね?
何で、登坂さん?
『…あの、ご迷惑かけたようで、すみません』
とにかく、まずは謝る。
「こちらこそ」
ん?こちらこそ?
「岩ちゃんがスキを見て、チューハイ自分のと入れ替えてたみたい。だから、急に酔っ払っちゃって」
覚えてない、けど恥ずかしい。
酔っ払った私、大丈夫でしたか?
『それで、ほかの方たちは…?』
「帰った。岩ちゃん残すと危ないし、健ちゃんは仕事入ってて、エリーは今回初めてだから、オレが様子見ることになった」
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みきてぃん(プロフ) - Koiruneiroさん» こちらこそーっ(>人<)いつもコメントありがとうございます!頑張ります( ´∀`) (2018年2月6日 10時) (レス) id: 6b77dae2b2 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - みきてぃんさん、最高です(*^.^*)みきてぃんさん、ありがとうございます(。-人-。) (2018年2月5日 19時) (レス) id: a2840c445d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みきてぃん | 作成日時:2018年1月30日 3時