38戦目：跡 ページ40
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ミリエル視点
後ろにちゃんとお二人がいるかしっかりと確認しつつ彼らを寝室へと案内をする
milli「奥から三番目の扉がシャオロン様の部屋、続いて六番目の扉がショッピ様の部屋となります。何かありましたら部屋の中にある紐を引いてください。そうすればすぐに駆けつけますので。ところで何か質問はありますか？」
そう言うと
sy「んー、俺はもう眠いからこのまま寝るわ！案内ありがとうなミリエル、おやすみ」
syp「案内ありがとうございました。俺も色々あって疲れたんでこのまま部屋に行きます。それではおやすみなさい」
と答えた
私は特に彼らが質問がないと分かると
milli「はい、それでは皆さんおやすみなさい」
と一言残し、マスターの元へと向かった。
その時私は気づかなかった藤色の瞳を持つ彼の瞳が一瞬、暗い影が落ちていたことに
部屋に戻るとマスターがコーヒーを飲みつつ窓の外を見ていた
milli「マスター…」
私が声をかけると“彼女”は振り返りうっすらと笑う
A「待ってたよ、エル。聞きたいんだろ？この“首の締め跡”について」
首を見るとそこには先ほどにはなかった赤紫色をした跡がくっきりとあり、思わずブルルルッと低く嘶く
milli「それはここにきたコネシマという方がやったのですか」
私がそう言うと
A「んー、半分正解で半分不正解かな」
と言った
A「これはね…………」
A「………と言うことなんだ」
milli「なるほど堕神ですか。それにしてもおかしいですね…ここはマスターの魔法で強力な結界が張られているはずです。人間はともかく“堕落者”がここに来るなんて…」
そう不思議がっていると
A「恐らく、私と同じ“魔女”がいる…」
と言った
milli「なっ！？そんな馬鹿な！！この世にいる魔女はマスターだけのはずです！！」
大声をだしてその問いに反論する
A「私もそう思ったけど、この手で裂いた堕天使から微かにどす黒い“特殊な魔力”を感じた。」
彼女は首に残った痛々しい首の跡をさすると私の方に向き直り
A「恐らく堕神をここに送り込んだ魔女は私が持つ能力を欲してる…いずれそいつと戦うことになると思う。だからみんなに知らせてくれ」
「戦の準備をしろと」
milli「御意…」
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さかなさん - かなとさん» ご注意ありがとうございます (2019年5月15日 22時) (
レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
さかなさん - ご忠告ありがとうございます (2019年5月2日 11時) (レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月2日 11時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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