10戦目：ペリドットの瞳 ページ11
A視点
ゾムと和解したあと二人同時に腹の虫が鳴りお互い腹を抱えて笑い、冷めて伸びてしまったうどんを新しいのに変えて美味しくいただいた。
驚いたことにここの文化にはうどんというものがないらしく他にもカレー、エビフライ、ハンバーグと言った定番料理もないそうだ。
そしてここでよく食べられるのは携帯食や缶詰と言った料理をしない食品やジャガイモなどの蒸し料理。
それを聞いたとき思わずゾムの肩掴んで
A「いっぱいうまいもん食わせてやるからな(´；ω；`)」
って泣きながら言ったね。
「ほんまか！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))」ってゾムがスッゲェ嬉しそうにした時はもっと泣いた
で、美味しい料理を食べさせ治療をしつつゾムを保護してそろそろ一ヶ月が経とうとしていた
A「うん、ほとんど傷口はふさがっているし激しい運動をしても特に問題はないな。」
zm「ほんまか！あの傷だったからあともう1ヶ月はかかると思っとったわ」
A「あぁ、それは多分俺お手製の傷薬を塗ったからだな」
zm「傷薬？あぁ！あの水色のやつか！えーと確か名前は…あっ！ポーションや！！」
ゾムは一瞬首をかしげるがすぐに思い出して大声でその薬の名前を言った
A「正確には“治癒ポーション”という名だ。それよりゾム」
応急箱を棚にしまいゾムの隣に座る
A「傷もほとんど治ったことだ。そろそろ仲間のところに帰ったほうがいいんじゃないのか？」
私がそう口にするとゾムはハッと声をあげ
zm「あかんあいつらのこと忘れてた！！そうか、あっちからしたら俺がいなくなってもう一ヶ月近くも経っとるんか…」
と勢いよく立って呟いた
A「嫌なに自分の仲間忘れてるんだよW…うーん、ゾムはその仲間のところに今すぐにでも帰りたいのか？」
そう聞くとゾムは
zm「当たり前やろ！きっとみんな俺のこと心配して最悪死んだと思ってんやぞ！！早よ顔見せな！」
切羽詰ったように言った
A「よし、じゃあゾムちょっとこっち来い」
私がそう言い手招きするとゾムは素直にこっちに来た
A「ゾム、今から十秒間俺の瞳をしっかり見るんだ。決して目を離すんじゃないぞ？そして行きたい場所を強く思え」
zm「えっなんでなん？」
A「ほらいいから」
半信半疑ながらもゾムは私の言葉をしっかり聞いてやってくれた
十秒間ペリドットの瞳にかすかに琥珀色が映る
そして次に目を閉じた瞬間もうペリドットの瞳に琥珀は映らなかった。
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さかなさん - かなとさん» ご注意ありがとうございます (2019年5月15日 22時) (
レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
さかなさん - ご忠告ありがとうございます (2019年5月2日 11時) (レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月2日 11時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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