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14戦目:歓迎 ページ15

グルッペン視点

gr「なぁトン氏よ、本当にこの道でいいのか?」

tn「いいかと言われても、わしにはすっかりわかりませんわ」

あの地獄のような書類仕事を俺とトン氏は先に終わらせ、せっかくだから二人で先にお礼を言いに行こうと俺は彼を(半端強引に)連れてこのセルスティアーの森に入った

森の中は少し薄暗いがどこか幻想的な美しい森だった

tn「ところでだいぶ歩いたけどこれちゃんと帰れるんやろうな?」

そうトン氏が少し不安そうに俺を見る

gr「安心しろ!ちゃんと道に迷わないよう“パン粉”を歩いていてきた道に撒いてきたゾ!」

俺がドヤ顔でそういうとトン氏はピシリと固まり次の瞬間俺の肩を掴み

tn「なにしとくれとんじゃこの阿保総統ゥゥぅぅ!!!」←

と叫んだと同時に肩を揺らした

gr「トットントン!!おちっ落ち着け!?」

tn「うっせぇ!!テメェなにしてくれとんじゃワレェ!?パン粉を撒いた!?粉とか砂ならともかくP☆A☆N☆K☆O!?そんなん撒いたら鳥が食べて無くなるに決まってんだろうが!!なんで変なところでガバるん?ガバんのはあのクズだけにしろや!!」

そうトン氏は叫ぶと同時に揺れのスピードを速くする

gr「ちょっ!?まじで待って!?このままじゃ吐く!!胃の中にあるやつ口からこんにちはしちゃう!!」←

tn「知るかボケェェエエ!!」←

なかなか落ち着かないトントンに揺らされなにがとは言わないが口からこんにちはしそうになった時

???「お困りのようだな」

と何処からか声が聞こえてきた

俺達はそれを聞くなりすぐに戦闘態勢に入り、警戒する

???「そんなに警戒しないでくれ。俺はただお前達が困ってそうだから声をかけただけだ」

声はするのに姿が見えないこの異様な光景に俺は久々に恐怖を抱いた

見えるものより見えないものの方が怖い、今ならひとらんらんの気持ちが分かる気がする

gr「貴殿に問おう、貴殿はここに住まう琥珀の魔女であろうか」

冷や汗をかきながら聞く

???「あぁ、俺がお前たちの言う琥珀の魔女だ」

それを聞いた俺は

gr「私はグルッペン・フューラー、この国の総統をやってものだ。先日私の仲間が貴殿に助けてもらいその礼をしにここまできた」

と答えた

???「ほぉ、お前達は彼の同胞なのか、なら」

一瞬だけ間が空き、その間に瞬きをした瞬間あの森から一転、生活感のあるお洒落な部屋が目の前に映り、

A「歓迎しなければならんな」

琥珀色の瞳を持った男が私たちの前現れ、優しく微笑んだ

15戦目:木のケーキ→←13戦目:二人の客人



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さかなさん - かなとさん» ご注意ありがとうございます (2019年5月15日 22時) (レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
さかなさん - ご忠告ありがとうございます (2019年5月2日 11時) (レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月2日 11時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さかなさん | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年5月2日 10時

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