ドSな彼は・・・でした！4【名前変換オリジナル】 [大学編]

＊はじまり ページ3

貴「え？」



さっきの言葉の意味がわからず聞き返す



弘樹「あいつはどうせあんたのところには戻ってこない。」



貴「そんなことわからないじゃないですか！待ってろって言われた以上私には待つしか
・・・」


弘樹「あんたは保険だったんだよ。それに昔好きだったやつと再会して二人きりで出かけるんだろ？何もないはずないだろ」



弘樹さんの言葉を完全に否定することは今の私にはできない。
わたしも心のどこかでそう思っているから・・・


弘樹「だから、さ、あいつなんかほっといて俺とやりなおそうよ」

じわじわと弘樹さんに追い詰められもう後ろは大きな木があり逃げ場がない。


弘樹「やっぱり絵梨に似てる。絵梨は手に入らなかったけどあんたならきっと代わりに・・・」



代わりになんてなるもんか！！！



逃げ出そうと大声で助けを呼び近所の人が出てきてくれたことで弘樹さんから逃げることができた




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あれから全力で走ってなんとか電車に駆け込んで逃げきれた


恐怖のあまり手が震えてしまう。
彰人に電話するとすごく怒られた。でもすぐに迎えに行くから待ってろ。と言われ心強くなった。


駅につくと彰人のもとに駆け寄った


貴「こわかった・・・」


彰人「一人で行かせた俺がバカだった・・・今度から俺も行く。・・・それにしてもまためんどいやつが出てきたな。」



貴「弘樹さんは絵梨さんのことがまだ忘れられなくて似てたから手にかけたみたいだった。」



彰人「もうあんなことはこれっきりだといいけど・・・」






その願いは届かなかった。

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