紫の原石はSixTONESの紅一点 8 (ページ28)

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あの丘でもう一度 #05 ページ28

瑠美「智紀くん・・・」

智紀「なんで恵美の前であんなこと」

瑠美「・・・なんでって」

智紀「あんなこと言っちゃったら、恵美が悲しむ」

瑠美「・・・じゃあ、瑠美は悲しんでもいいの？」

智紀「そんなこと・・・」

瑠美「あんな言い方しちゃったら女の子みんな悲しんじゃう」

智紀「・・・ごめん」

瑠美「・・・ううん、大丈夫。瑠美は強い子だから許してあげる」

智紀「ありがとう」

瑠美「そんな悲しそうな顔しないでー、智紀くんは笑顔が1番！w」

＠xxxxxxx
え、やば・・・
瑠美ちゃん、話そらすの上手すぎる・・・
「恵美が悲しむ」って話を「瑠美も悲しむ」って話に変えちゃった

＠xxxxxxx
瑠美ちゃんと友達になりたい！
絶対にライバルとかにはなりたくないけどw

恵美「はぁ・・・はぁ・・・っ？！」

2人の前から逃げた恵美は角から現れた誰かにぶつかって倒れそうになる

恵美「ごめんなさっ」

晴人「恵美？」

恵美「晴人・・・くん・・・」

晴人「なんで泣いてる」

恵美「・・・もう・・・ダメかもしれない・・」

晴人「智紀か？」

恵美「智紀くんは・・・瑠美ちゃんが好きなんだよ」

晴人「また瑠美かよ・・・」

恵美「瑠美ちゃんは私なんかより可愛いから・・・だから私・・・」

晴人「恵美・・・俺じゃダメか？」

恵美「な、なに言って・・・私がこんなメソメソしてるから慰めようとして」

晴人「違う、そんなに俺は優しくない」

恵美「・・・」

＠xxxxxxx
あぁぁぁぁ、晴人！！！！
弱みに付け込んでるじゃん！！

＠xxxxxxx
「また瑠美か」って、あんたがそのように仕向けたんでしょ！

晴人「お前、うまくやったな」

瑠美「だって、しないといけないから・・・」

晴人「これ、付けてもらったんだろ？w」

瑠美の首にある赤い花を、指で撫でる晴人

瑠美「触らないでっ」

晴人「・・・は？」

瑠美「これは、私が愛してもらった証拠なの。誰も愛してくれなかった私を、そっと優しく抱きしめてくれた証拠なんだから」

晴人「はいはい、思い出に浸りたいってことな？」

瑠美「そうじゃなくて」

晴人「いいだろ別に、これからも付けてもらえるんだから」

瑠美「もう、しない・・・したくないよ・・・っ」

瑠美の腕を掴んで床に倒す

晴人「今頃、偽善者ぶってんじゃねーよ、この操り人形が。優しく愛してくれた？笑わせんな。俺が言ったことは絶対にやれ。そこにお前の感情はいらない、わかったな」

＠xxxxxxx
この、瞳に光のない感じが恐怖だよ・・

＠xxxxxxx
この秋、最高のドラマだよ！