戦いの終焉 ページ32
なんでほっくんまで止めようって言ってくれないの・・
なんでこんな危険なこと・・
A：ね・・鈴さん・・
鈴：んー・・ここら辺かな・・
A：鈴さん
鈴：ここで止めて
A：鈴さんってば！！
鈴：ねぇ、A。あなたがSixTONESになった時・・・というか、男の子になりたいって思ってた時
A：ん・・・
鈴：あの時、私はAを助けてあげられなかった。6人に助けを求めるしかできなかった
A：それは、私が頑なだったし、それに今みたいな関係じゃなかったからで
鈴：そう、あの時はお互いにどこか気を使って、顔色伺ったりしたこともあった
A：うん、もう家族みたいで、大切で・・鈴さんにもそう思ってもらえてたらって
鈴：思ってるよ
A：だったら
鈴：だからよ。家族みたいに大切で、私とチーフの本当の娘みたいって思ってるAを、こんな危険な目に合わせたままにしたくないの、今度こそ助けたいの。
A：鈴さん・・・
鈴：だから、あなたはこれを持って待ってて
そう言って私に自分の手から指輪を抜いて渡してきた
鈴：無くしたらチーフに怒られるわよ？大事に持ってて
A：・・・鈴さ
鈴さんは私が着ていた上着を羽織って車を降りていった
A：・・・鈴さん・・・
車を少しずつ前へ動かすと、後ろの黒い車が止まり、中から人が出ていったのが分かった
A：・・・っ・・
鈴さんに言われた通り、車を走らせた
A：・・ダメ・・・ダメだよ・・やっぱり、こんなの・・
すぐに車を止めて、さっきの場所まで走って戻った
あの黒い車は見つかったのに、誰1人もいない
A：鈴さん・・・どこ・・どこなの・・
その時、ポケットに入れていた携帯が鳴った
A：・・ほっくん！今どこ？鈴さんがいないの！
(北斗：A、落ち着いて？鈴さんなら大丈夫。)
A：今、どこにいるの？
(北斗：警察署にいる)
A：鈴さん・・鈴さんも一緒？
(北斗：ん、一緒にいる。)
A：怪我は？してないよね？
(北斗：かすり傷だけ、大丈夫)
A：かすり傷・・・
(北斗：もう少ししたら帰れると思うから、車で先に事務所に戻れる？)
A：戻れるけど・・・あの人は
(北斗：あいつは捕まったよ)
A：そっか・・・
(北斗：事務所にさ、メンバーみんないるから)
A：うん
(北斗：ゆっくり運転するんだよ？あと、手震えてるでしょ？暖かいもの飲みながら行きなよ？)
A：ん・・・
私たちの戦いは終わったみたいだ
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美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいすごいので体調に気をつけましょう (2023年3月12日 19時) (
レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月4日 0時) (レス) id: 051c02439d (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 続きが気になりすぎます！！更新楽しみにしてます(^_^) (2022年11月1日 23時) (レス) @page31 id: a4d97af994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅 x他1人 | 作成日時：2022年9月9日 23時
