紫の原石はSixTONESの紅一点 4 (ページ16)

今日:9 hit、昨日:47 hit、合計:203,513 hit

会議室での打ち合わせページ16

会議室に着いて、いざ入ろうとすると

・・どうして私だけ呼ばれた？

・・このタイミングでこの場所に呼ばれる理由は？

と、今私がここにいるという疑問で頭が覆い尽くされ扉を開けるのに躊躇した

それでも時間厳守だし、入らなきゃ始まらないから、疑問を頭の片隅に追いやった

A：失礼します

滝沢：お、来たなw

A：はいw・・・あの・・

滝沢：こちらはソニーミュージックの佐伯さんだ

佐伯：初めまして、佐伯です

A：・・も、申し訳ありません！お待たせしてしまいました！

佐伯：ははw 私が時間より早く来てしまっただけですよw

A：すみません・・あ、SixTONESの音川Aと申します。今後ともSixTONESをよろしくお願いします。

佐伯：こちらこそよろしくお願いします

滝沢：今日は、Aに話があって来られたそうだ

A：私に？

佐伯：CMに起用されている「光る、兆し」を拝聴させていただきました。1度聞くと耳に残るリズムで、気が付いた時には口ずさんでいるぐらい素晴らしい音楽だと思いました。そこで、今回のデビュー曲のカップリング曲を「光る、兆し」を作曲したTRさんにお願いできないかと私共は思っております。

滝沢：TRはAだろ。だから、本人の意見が聞きたくて今日は呼んだ

A：・・あの・・それは新曲を・・ということでしょうか？

佐伯：できれば、新曲をお願いしたいです

A：・・・

滝沢：思ったこと言っていいんだよ、佐伯さんは俺ら事務所側の意見ではなく、Aの意見を聞きに来てるんだから

A：・・とても嬉しいお話だと思っています・・初めて作った「光る、兆し」が繋いでくれたご縁だとも・・ただ、新曲を作った場合・・「光る、兆し」はどうなりますか？もう、このまま終わってしまいますか？

佐伯：今回、新曲をご依頼した理由としまして、デビュー曲のお披露目より「光る、兆し」が先に世に出てしまっていることにあります。デビュー曲は一生に一度しかない、今後ずっと歌い続けていくものです。なので、デビュー曲を最初のお披露目としたいという思いがあり、カップリングには新曲をと

A：・・そうですか・・

佐伯：ただ・・これだけはお約束します。「光る、兆し」は必ず音源化させます。ですので、2番以降もよろしくお願いしますw

A：は、はい！ありがとうございます！

佐伯：新曲ですが、少し納期が早くなってしまうんですが・・

A：頑張ります、よろしくお願いします

佐伯：こちらこそよろしくお願いします