紫の原石はSixTONESの紅一点 3 (ページ20)

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光る、兆しページ20

2019年になるとすぐに、私たちはCHANGE THE ERAの練習が始まった

きょものミュージカルの練習が重なってしまってるから、みんなで練習出来るのが数日しかない

その日を無駄にしないように、来れるメンバーで集まって自主練を行う日々

そして・・・

A：・・どうですか？

滝沢：うん、いいんじゃないか？

A：本当ですか？！

滝沢：ただ、完璧にSixTONESのことを表した曲だけどなw

A：いいんです、受け取り方は人それぞれ。私と滝沢君はSixTONESのことを思いましたけど、他の人は自分の置かれた環境のことを思うかもしれませんから。

滝沢：そこまで考えて作ったのかw

A：うーん・・和君の受け売りですけどね…w

滝沢：ニノかw これなんだけどさ、タイアップ曲に使ってみないか？

A：え・・

滝沢：ここだけの話なんだけどな、SixTONESにCMのオファーが来てる

A：CM・・

滝沢：携帯アプリのモンスターストライクのCMで青春をテーマに作りたいらしい。その時にバックで流す曲にピッタリだと思う

A：そんな大仕事で・・私の曲なんか・・

滝沢：なに、自信ねーの？w

A：自信がないとか・・そんなんじゃ・・ただ私でいいのかなって・・

滝沢：俺は自分が大丈夫だと思ったことしか伝えない。この曲ならCMとして良い物になると思う。

A：・・分かりました。滝沢君を信じますw

滝沢：ふはw 信じろ、信じろw あいつらも喜ぶだろうな、Aが作った歌でなんてさ

A：そのことなんですけど、みんなには私が作ったことは伝えないつもりです。

滝沢：なんで？

A：私が作った＝良い曲ってなって欲しくない。この歌詞を、意味を、曲を聞いて欲しい。そこに私の名前はいらないんです。だから、メンバーにもファンのみんなにも言わないつもりです。

滝沢：ずっと言わないつもりか？

A：言うべき時が来たら・・何年後かは分からないけど、伝えます

滝沢：分かった、Aの意見を尊重しよう

こうして、私たちのCMが決まった

もちろん、メンバーのみんなはこの曲を聞いた瞬間にすぐに歌いたいと言っていた

ジェシー：本当、この曲、俺たちみたいだよね。知ってる人が作ってくれたのかな？

樹：TRさん・・誰か知ってる？

音川＝Tone Riverの頭文字をとってTR

慎太郎：知らなーい

北斗：いい曲だよね

高地：俺らって曲に恵まれてるよな

A：だねw

大我：今すぐにでも歌いたい！

私たちがデビューしてからも歌い続けられ、ファンからは神曲だと言われることは、今の私はまだ知らなかった