紫の原石はSixTONESの紅一点1

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北斗 side

大我：おはよー！

A：おはよ、きょも

樹：あれ？今日、なんかメイク違う？

高地：いや、一目でそこまで分かるの怖いわw

樹：だって、Aのことならいつもしっかり見てるもんw

A：なんか、かっこいい系メイクにはまっちゃってー

ジェシー：服もかっこいいね！

A：ありがと！

慎太郎：おはよー

北斗：おはよ

A：おはよ、慎太郎、北斗

北斗：？！

樹：北斗？！

A：ん？

樹：え、なんで急に北斗？昨日まで、ほっくんとかほくだったじゃん

A：メンバー全員、下の名前で統一した方がいいかなぁってw

大我：じゃあ、なんで俺はきょも？大我でいいじゃん

A：なんか、きょもはきょもって感じだしw それに、私以外もきょもって呼んでるし、そこも統一感だよw

大我：えー

北斗：・・・

俺が家に送った次の日から、俺のことを「ほっくん」って呼ばなくなった

別に名前の呼ばれ方にこだわってるわけじゃないけど、Aの呼ぶ「ほっくん」がすごく好きだった。後、少し甘えてくるときの「ほく」も

それに、Aは女の子らしい服を着なくなった。今着ている服が男っぽいとかそういうことじゃなくて、ふわふわなスカートや女の子らしいワンピースなどがなくなった。

というか、今までメンバーが雑誌とかで答えていた好きな女の子の洋服に被らないようになっていた。

ある日、楽屋に入ろうとしたら樹とAが話していた

樹：A、正直に答えて。なんで急に見た目を変えたの？

A：え？w 別に変えてないよ？ドラマとかあるし、その影響だよ

樹：違う、昔はそんな影響受けてなかった。誰かになんかされてる？

A：なんもされてないってw どうしたの樹、なんか今日変だよ？

樹：俺が変なだけならそれでいいよ。でも、そうじゃないじゃん。今日だって、なんで昨日の夜まで長かった髪が今日の朝いきなりそんなボブまで短くなってんの？

A：それは、役作りで

樹：ドラマの撮影入ってないだろ

A：・・・まあ、イメチェンって

・・・ありえない。今度、浴衣で撮影があるから髪の毛長い方がアレンジできるって喜んでたのに・・

樹：そんなに俺らのこと信頼できねえの？同じSixTONESじゃねえの？

A：・・・樹・・

樹：言ってよ・・受け止めるから、話してよ

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