memories

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そのあとは岸さんも撮影終わりすぐに解散になった。


心身共になぜか疲れた俺だけど、とりあえず風呂入って綺麗にしてからソファに項垂れた。




『うあーーーー、今日は疲れ過ぎた…。』



何で俺、あんなに必死やったんやろ…。




なんも考えられん…あ、飯…いいや。寝よ。

そのままソファで朝を迎えた。








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何だか、身体のあちこちがキツくてアラーム前に目が覚めた。



やけど、なんか部屋ん中が薄暗い。


カーテン閉め切ってたせいかと思い、今時間をスマホで確認しようと手に取りスマホの液晶に自分の顔が映り出された。



…が、すぐに携帯を伏せる。



何かの間違いだろう、そう思いもう一度見てみると






俺の顔は、" しょお "になっていた。








……はっ！せや、アイツ、しょおは俺になっとるんか？



その時スマホに" Sho "と映し出されていた。


数カ月ぶりのしょおからの電話。




今は浸ってる場合やない、この状況をどうにかせんと。





『もしもし、しょお？』



「あっ、廉。おはよう。……あのさ、廉の家の、と、トイレってどこ？」



『…は？』



「漏れそうなんだって！だって、新しい廉の家初めてだから、分かんなくって！早く！」




朝からしょおの電話がアホ過ぎて気ぃ抜けたわ。



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