検索窓
今日:13 hit、昨日:34 hit、合計:29,887 hit

鈍感な旦那様 ページ20

汐恩『お腹痛いん?無理して食べんときや』

「あー、、、りんごなら食べられる人多いみたいだから、とりあえず買ってきた」

汐恩『りんご?』

「落ち着くまでは頑張らんとな〜。食べられる物も人それぞれみたいやし。
…あ、でもその時期越えたら次は沢山食べるようになっちゃうのか、太るかもなぁ」


何を言っているのかよくわからないと言わんばかりの表情で
食べ終わった食器を洗う汐恩。


私はソファーによいしょっとわざとらしくお腹をさすりながら座った


、、、まぁ、鈍感な汐恩はこんなんじゃ気づかないか。笑



汐恩は私の隣に座って
じぃーっと不思議そうな表情で私を見つめると、

急にあ!と思いついたような顔で自信満々で

汐恩『女の子の日か!』と言った



真面目に言ってる汐恩が面白くて、ついあははっと笑ってしまった


汐恩『えぇ〜?笑 もう分からんて笑』

「あははっ分からんか〜笑」
汐恩『うわ。なんか悔しっ!笑 教えへんかったら〜…こうや!笑』

と言って、私の身体をいきなりくすぐってきた

「んふふ、分かった!言うから!もうやめて!笑」

と言ってもやめない汐恩

最初はきゃっきゃしてたのにいつの間にか汐恩の手が私の服の中に入っていて
それからは、いつも通りそのまま徐々に甘い空気になっていった

キスをしながら私の身体をゆっくりソファーに押し倒す汐恩

汐恩の息が荒くなっていくのを感じる

このまま続きがしたいと思う反面、つわりで苦しくなってきて


「ん、っちょっと待って、」

これ以上はマズイと思いヒートアップする前にストップをかけた


いつもなら止めないタイミングでのストップに汐恩の動きが一瞬止まったけど、

何も知らない汐恩はまさか私が本気で止めて欲しいと言ってるとは思わず

もう一度私にキスをしようとゆっくりと近づく汐恩の綺麗な顔

その表情は
余裕が無くて、凄く色っぽくて、ドキドキした



そして、また唇が重なるーーー



その瞬間、つわりがきて咄嗟に口元を手で覆った



いつもとは違う私を見て何かを察した汐恩が

乱れた息を何度か深呼吸をして整えて、私の隣に座った

「ごめんね止めちゃって」

汐恩の手を取って優しく握ったら汐恩も私の手を優しく握り返す

汐恩『いや、Aに止めらたのに続けてしまった俺が悪い、、嫌な想いさせてごめん』

「違うんよ。全然嫌じゃないし汐恩は何も悪くないんよ…私も、続けたかったし、」

少し照れて言うと、汐恩は安心した表情で嬉しそうに笑った

【最終話】いつまでも、ずっと。→←似てるといいな



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (136 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
791人がお気に入り
設定タグ:JO1 , 鶴房汐恩 , 鶴房
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さおりん | 作成日時:2021年1月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。