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・滝沢side ページ32

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久しぶりにジャニーさんから連絡があり、事務所へ出向く。

過去に何度かこのようなことはあったが、今回は会議室に着くと先輩たちも集まっていた。






松「よう、滝沢久しぶりだなー!」

「松岡くん、ご無沙汰してます」

松「ひっさしぶりに社長に呼び出されたんだけどさぁ。なんかあんの?お前知ってる?」

「いや、」





知らないです、

そう言おうとした瞬間、扉が開いてバタバタと部屋にジャニーさんが入ってきた。

ホチキスで留められた書類を俺らに配り終えると入り口に近い椅子に座った。
俺らも続いて自分の近くにある椅子に座る。







書類に軽く目を通してみると、写真はなく。

この名前って・・・女の子?





ジ「今度、嵐に女の子を入れるんだけどさぁ・・・」









今までにもこういうことはあった。

ジャニーさんが独自にスカウトしてきて、稟議は上げずに所属が決まる子たち・・・
ジェシーや慎太郎、関西でいうと・・・向井もそうか。


そいつらは個別で俺がジャニーさんに呼び出され、面倒見てくれと紹介されてきた。






でも今回は・・・女の子?

しかも嵐に入るって既に決まってるのか?









頭の中でぐるぐると様々な疑問が生まれる。

先輩方も口をあんぐり開けて言葉が出ないようだ。



ジ「僕はこの子の成長を見ていきたいから。YOUたちフォローしてあげてね」





何か言おうとした時、ノックされる扉。



ジ「どうぞー」



ジャニーさんの返事を合図に入ってきた彼女は・・・
身長も標準。
顔もスタイルも特別良いわけではない。




でも・・・

このそうそうたる顔ぶれを見ても顔色ひとつ変えずに自己紹介をし、俺の質問にも真っ直ぐに答える。




相当肝が据わっているな。

それが最初に感じたことだった。








ジャニーさんが決めたことは絶対。


それを先輩方も分かっているから誰も反論はしない。






かくいう俺もそうで。

面倒を見ろ、と言われれば出来る限りのことはしなければならない。



そう思って連絡先を渡した。









この時の彼女と後々こんな濃い関係を築くことになるなんて・・・

この時は想像もしていなかったんだ。



***

まさかのオーディション?→←先輩方との対面 2011.4



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さんでぃ(プロフ) - 美紀さん» 初コメントありがとうございます!ストックは沢山あるのですがなかなか進まずごめんなさい。気長にお待ち頂けたら嬉しいです!早くSnow Manのところまで書き進めたいです! (2020年2月20日 17時) (レス) id: 6ba148e475 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 嵐とSnowMan大好きなので最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2020年2月19日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さんでぃ | 作成日時:2020年1月26日 18時

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