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4話 ページ4

茜「Aー、とりあえず肩幅と腕回りだけ採寸してくれる?成長してるかもしれないから」

龍「成長笑笑」

亜「してるかもですねー」笑笑

茜「ちっ…大人しくしてなよ。筋肉ばか」

「師匠、口悪っ」




涼「お願いします」ニコッ

「あっ…はい」


というわけで、全員採寸完了。

うーむ。

うん。まじで筋肉くん。( ˙-˙ )


んー…はいるかなぁ…腕回りとかきついとあれだしなぁ…



「一から作りたい…」ぼそ


あーあの生地で作りたいー…でも高いー…

私はいろいろ考えながら、師匠が選ぶ服を持っていったり、着た人から小物を合わせたり、雑用をしていた。

師匠はやっぱりすごい。服の魅力も、その人の魅力も最大に活かして魅せる。

私は、師匠に自分が作った服をスタイリングしてほしくてデザイナーを選んだ。
でも、そのうちオーダーメイドの依頼を受けるうち自分の作った服で人が輝いているのを見るのが好きになった。



次の目標は、ドレスかなぁ…!



撮影風景を見ながら、師匠の横でおとなしくしていた私。
師匠は今、お偉いの人とお話し中。その間に
片付けでもしてようかと思ったら、

「おとなしくしてなさい」

と一言。私は、犬か何かですか?!( ˙-˙ )

ふてくされた私は椅子に座って、自分の足元を見てぼぅっとしていた。すると目の前に誰かの靴が。

あっ、これニューモデルだ…

ふと上を見上げると、何か言いたげな人。
さっき、私を見てあっ!っとかなんとか言った人。

んー…どっかで見たことあるけど…



「…どうも…」

玲「…」














「あっ…!私のジャケット着てくれてた人だ!!」

玲「…どうも」




私、偶然の再会。しました!!









「佐原Aです」

玲「佐野玲於です」







無言!!


佐野さんは、私の隣にあった椅子に腰掛けて休憩?中らしい。

何も話さないし、うーん…私から何か話すべき…なのか…これは…

でもなぁ…話題…




「この前のジャケット、私のデザインしたやつがお嫁に行った初めての男物の服で…」

玲「そうなんすか…かっこよかった…です…あれ」

「本当ですか!!えへへへ」♡ニヤニヤ


ふふふ…ふふふふふふ。

うーん。嬉しいなぁ!


ニヤニヤとまらん!!


玲「あの…もう作ってない…ですか?服」

「あー…これからも作る予定ではあるんですけど、作る場所が…」

玲「あー…」




「新しく作ったら着てください!」

玲「!良いですか?!」

「ぜひ!」

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作者名:リミック | 作成日時:2018年5月13日 18時

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