元女子校女子がLDHになぜか入った場合

場合18 ページ18

「ふぅ…」チラッ

まだ、連絡がない。私はさっきから携帯の画面ばかり見ていた。
目の前では担当しているタレントたちが雑誌の撮影をしている。

本当、綺麗な顔してるわー…あの人たち。
世間の女性たちを夢中にさせてるだけはあるわ。

よ「あんた、なにぼーっとしてんの？」

「よしこさん…」

よ「どした？なんかあった？」

「うん…実はー」

岩「Aちゃーーん！終わったよーー！」ガバッ

「…」ヒョイ

岩「なんで避けんの！」ぷりぷり

「危機管理能力です」

岩「ひどっ！」

健「あはは笑危機管理能力やってー笑笑」

直「岩ちゃん！どんまい！」

岩「俺、危機なんすか！」

「そうですけど？」

臣「つか、テンション低くないか？昨日くらいから」

直己「たしかに…なんかあった？」

よ「それを、今から聞こうとしてたのよ！で、なにがあったの？」

「…ぅっ…よしこさんにしか言えない！！」

E「まさか、恋愛相談とか？笑」

「…〜///」

「「えっ！！まじで！！」」

「違いますー！！///もー！！ほっといてくださいー！」ダッ

「「…」」ぽかーん

岩「まじか」

直「好きな人いたんだー」

健「それは男性やんな？」

今「恋愛対象は男だって言ってたし…」

直己「むしろ恋人とか？」

E「あー…ありえるかも…」

臣「この人に聞けばよくない？」

よ「ん？私？…まあ、心当たりがないわけじゃないけど…」

岩「Aちゃん、恋人いんの？！」

よ「今はいないわよ」

健「今は、ってことは前はいたんや」

よ「あたりまえでしょ…あの子だって女なんだから…なんと思ってんのよ。ま、そっとしておいてあげて！あれでもすっごいピュアないい子なんだから！さっ！次の撮影するわよ！」

「「はーい…」」

〜〜〜

「お疲れ様でーす…って、なんすか…」

「「別に…」」

撮影が終わり、かけよるとなぜかめちゃくちゃ視線を集められた

なんなんだ…

岩「Aちゃんさー」

「？はい？」

岩「…や、なんでもないです」

なぜ、敬語…プルルル

「はっ！！…ちょっ、すみません。」

直「やっぱ、あやしいね」

「本当ですか！よかった…嬉しいです！ありがとうございます！大切にします！あっ、すみません笑」

E「えっ！あれって、こう、交際おっけーの電話みたいな？」

直己「大切にしますとかAちゃんいいそうだし…」

健「まじか…」









よ「…黙ってたら面白そうだから黙ってよ…笑笑」

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