ソードアート・オンライン〜まだ事件は終わってなかった〜

35、仮想世界 ページ12

今日はキリトと待ち合わせの日。

キリトはスプリガンになったらしい。

央都アルンの店で待ち合わせということになっている。

また仮想世界でキリト君に会うのちょっとワクワクです＾＾

貴「リンクスタート！」

目の前にきらきらした妖精たちの世界が広がる。

待ち合わせはえっと・・・


あ、あの店だ！


そして、あの黒の服、羽根、黒髪。


キリトかな？


貴「キリト〜！」

キ「A？」

私の方を見て、にこって微笑を見せる。

やっぱり変わってないなー

キリトの方まで飛んでいく。

あのあと、コントローラーなしで飛ぶ技術を磨いたんだ。

貴「久しぶり！」

キ「あぁ。

　 なんていうか、嬉しい。」

貴「う・・・うん！」

私は今、すごい笑顔だろう。

貴「キリト――――」

私の言葉を途切れさせたのは、電子音のアナウンス。


「ALOにログイン中の皆さんにお知らせがあります。

　今から皆さんを世界樹の周りに転送します。」

なんだか胸騒ぎがして、キリトにしがみついた。

私たちは光に包まれて、転送された。

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