マグカップ�� ページ35
ﾀﾞ-ﾏ「あっ、Aにプレゼントある」
そう言って立ち上がった彼
彼は優しくて
友達思いで彼女思いだから
きっとあるだろうと予想していたけど
いざ言われるとビックリしてしまう
ﾀﾞ-ﾏ「中身当てたらあげるよ」
ふん、と笑いながら言った
貴「えぇ、間違えたらくれないの？」
そう言われるのに弱いのも知ってる
ﾀﾞ-ﾏ「…チャンスは1回！間違えたらなし！」
少し渋った様子だったけどそう言った
貴「…いじわる」
ダーマくんのことちゃんと知ってるから
この顔に弱いってバレバレだよ
ﾀﾞ-ﾏ「なっ…///じゃあ！ヒント！Aが欲しがってたやつっ！」
顔を赤くして吐き捨てるように言うと
新幹線くらいの速さで顔を逸らしてしまった
貴「うーん？グミ」
ﾀﾞ-ﾏ「お菓子禁止してるって言ってたじゃねぇかよ」
笑いながらツッコミを入れてくれた
ﾀﾞ-ﾏ「残念！お預けです！」
貴「…シルクにLINEしよ」
冗談ぽくそう言ってスマホを持てば
すぐに取り上げられた
ﾀﾞ-ﾏ「禁止、嘘だよあげる」
貴「ふふ、ありがとう」
最初から渡さないなんて選択肢なかっただろうに
開けてもいいか聞くと頷いてくれた
貴「わぁ…可愛い…」
結構前に欲しいって呟いたもの
ペアマグカップ
私のはピンクで彼は水色のシンプルなもの
白く彫られたハートが正面に来るように置くと
ピンクは右側に水色は左側に持ち手が来る
私は右利きで彼は左利きだから丁度いい
貴「嬉しい…ねぇ、このマグカップここに置いていっていい？」
一緒に住もう
なんて話はまだ出ていない
それは結婚してからでもいいかなって思ってる
ﾀﾞ-ﾏ「いいよ」
2人で一緒に使いたいし
ペアマグはふたつでひとつなんじゃないかな
片方だけ持って帰るって
織姫と彦星みたい
きっと一年に一回は会えないからね
貴「私の分身だからダーマくんのこと見張ってるよ」
ちょっとふざけて言うと
ﾀﾞ-ﾏ「こえーよ」
って笑ってくれた
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ゆりりん(プロフ) - *ののさん» ありがとうございます！ (2019年12月28日 22時) (
レス) id: 0d2ab6c1fe (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - ゆりりんさん» なるほど…！少し検討してみますね！ (2019年12月28日 22時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - *ののさん» はい！好きで全部読んじゃいました笑 えっと、マサイさんの幼なじみとかって書いて頂けますかね…?? (2019年12月28日 21時) (レス) id: 0d2ab6c1fe (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - ゆりりんさん» ホントですか！？嬉しいです！ありがとうございます！また新しいお話を作りたいと思っていますがどんな感じがいいでしょうか？ (2019年12月28日 21時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - *ののさん» ありがとうございます！もう全部読んじゃいました！笑 (2019年12月28日 21時) (レス) id: 1a501ad80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳴海 帆南 | 作成日時：2019年10月12日 10時
