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第7話 ページ10

なんやかんやあったのだ。なんやかんやあったのち私はマッシュ・バーンデッドの祝勝パーティに参加することになった。なんでだろう。そもそも初対面の人と話すのはすっっっごく苦手だし…断ろうとしたのだ。したのに・・・!!


「助けに来てくれたことに対するお礼…をしたいので来てもらえませんか?」


とフィンくんに言われてしまい。断れなかったのだ。


「ウォーカーくん」


「なんだセレスト」


「なんで君達ここにいるのかな?」


「アビスの快気祝いだ」


あっはい。そーゆーこと・・・なぜか今回思いっきり戦った相手であるウォーカーくんやレイザーくんまでいるのである。そこに私である。なんかもう…帰りたい…
とはいえほかならぬフィンくんの頼みである。私は勇気を出して声をかけることにした。だって。


「えーっと、ごめんね。まずあなたたちの名前を教えてほしいんだけど…」


フィンくんとウォーカーくん以外で喋ったことある人はいないし、レイザーくんとマッシュくん以外に至っては名前も知らないので。


「あ、そっかAさん初対面ですもんねマッシュくんたちとは…!」


「じゃあ俺から。アドラ寮一年のランス・クラウンです。この子はアンナ・クラウン。俺の世界一大切な妹です」


「マッシュ・バーンデッドです」


「モゴゴ!モゴゴゴ!!」





「ああ、ドット・バレットって言ってます!」


「私はレモン・アーヴィンといいます!マッシュくんの彼女で未来の妻です」


妻?


「違います」


違うのか。


「ランスくんにマッシュくんにドットくんにレモンちゃんね…そして写真の子がアンナちゃん。覚えたよ。えーっと。私はA・セレスト。名字でも名前でも好きなように呼んでね。イーストンで非常勤講師やってるんだけど、年齢はここの三年生と同じだよ。」


それにしても、妹さんか。私は妹だけど、上はお姉ちゃんだからなあ。


「ランスくん、君はいいお兄ちゃんだね。アンナちゃんも君みたいなお兄ちゃんがいて幸せ者だと思うよ」


「ガハッ・・・・」


何故か自分で後ろ向きに吹っ飛んでいった彼をみやって、本当に妹さんが大切なんだなと感じる。


『お兄ちゃん』自分で言った言葉が想像以上にしっくりくる。私には、お姉ちゃんしかいないはずなのに、なんで。



ワイワイガヤガヤ。カードゲームしたりシュークリーム食べたり。そんなこんなで夜は更けていった。(私は明日の仕事があるので早めに部屋に戻った)


その直後。

第8話→←感謝の魔法!



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ヒスイ - 私もハイキューの映画見に行きました! (3月2日 14時) (レス) @page17 id: 5e58244371 (このIDを非表示/違反報告)
りこまる - あ、間違えました、同じなんですか? (2月13日 20時) (レス) id: 9a77c9521c (このIDを非表示/違反報告)
りこまる - コメント失礼します!好きな作品同士のクロスオーバー最高です!あと質問です!夢主ちゃんの容姿って前世と今世って同じなんですな? (2月13日 1時) (レス) @page5 id: 9a77c9521c (このIDを非表示/違反報告)
蓮月 - 好きな作品のクロスオーバー✨とても面白いです! (2月12日 21時) (レス) @page5 id: ffc93dad91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:魔桃 | 作成日時:2024年2月11日 17時

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