射撃15 ページ21
「マスター、クレハが探してましたよ」
私が口を開こうとする前にユキに呼ばれた。そう言えばイツキと話していたから忘れていたが、クレハとユキを待たせていた。
ユキの姿を見てイツキは、
「おっと、用事の途中だったのか。じゃあ、僕は失礼するよりまた会えるといいね」
と言って去っていった。私はその言葉に、「またね」と言うのが精一杯だった。
彼の姿が見えなくなってからユキの方を見る。彼は少し気まづそうにしていた。
「どうしたの？」
私がそう言うと困った顔で、「僕、邪魔でした？」というものだから驚いた。
私のその表情に「やっぱり…」なんて言うから怒るよりも先に呆れが来た。
「何言ってるの、ユキ。彼、イツキとは最近知り合ったばかり。それに、ユキが邪魔なんて私が思うと思う？」
少し意地悪な問いかけをすると彼は首をぶんぶんと横に振った。素直な彼に可愛いなと思い、撫でる。
「さて、クレハのところ行こっか」
私の声でユキはぱあっと満面の笑みを浮かべて早く行こうと、私の手を引っ張った。
今まで出会ったことないこの素直さが私には少し羨ましくもあり、そして、何よりも大切にしたいと思った。
その後、ユキと共にクレハの所に戻り、案内を再開してもらった。
終わってからお互いにどうしようかと思っていたら、キリトから誘いのメッセージが届いた。
キリトからの誘いにのってホームに行くとキリトの仲間たちが待っていて、私たちを歓迎してくれた。
色んな人と話して、友達登録をした。
みんな、私のレベリングに付き合ってくれるようで私は自然と笑みが浮かんだ。
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マナ - 不快になったらすみません…どうやって作品書いてるか気になりまして…… (2022年4月3日 10時) (
レス) @page3 id: 484cf00743 (このIDを非表示/違反報告)
ALT(アルト)(プロフ) - にぃさん» ありがとうございます。できる限り更新させて頂きますので、気長にお待ちいただけると嬉しく思います。 (2020年2月29日 5時) (レス) id: 96e49245c1 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - フェイタルバレット大好きなんですけど小説あんまり見た事無かったので、嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年2月28日 22時) (レス) id: ee3ee8857e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALT | 作成日時：2020年2月28日 17時
