私の全てを ページ18
汐恩『…A』
汐恩に呼ばれて
ハッとしてすぐに離れる
…なに、してんだ私。
顔がどんどん赤くなるのがわかった
汐恩『聞いていい？』
汐恩が振り向いて私の方を見る
「…っ」
真剣な眼差しで私を見つめる汐恩
汐恩の綺麗な瞳に吸い込まれていくみたいな感覚
目を、逸らせない。
どんどん心拍数が上がっていく
汐恩『…俺の事好き？』
汐恩の声が脳内に響く
ド直球に聞くところは汐恩らしいなと
思う余裕は…あるみたい
グツグツ野菜を煮込む音だけが部屋に響いていた
…今なら、
私も素直に、なれる気がする。
「……私、ーーーーーーー
口を開いた瞬間
〜〜♪♪
ソファーにあるスマホが鳴った
「………ごめん。」
言いかけた言葉を引っ込めて
ソファーに置きっ放しのスマホを取りに
汐恩から離れようとした時
汐恩『待って。』
汐恩は私の腕を引っ張って引き留めた
掴まれた手を離そうとした
…でも。
.
�猯イ気覆�った��
.
…もう、
自分の気持ちに蓋をするのはやめよう
この気持ちから逃げるのはもうやめよう。
隠す事なく、私の全てを話す事を決意して
汐恩に近づいて、真っ直ぐ向かい合った
「…これまでずっと
汐恩の幸せは
アイドルの鶴房汐恩として沢山の人から愛される事
だと思ってて、
でも1度、私はそれを壊してしまって…。
その時の私は
私が汐恩のそばにいる限り
�犲�恩の幸せ�瓩魏�してしまうかもしれない。
そう思ってた
それが何より怖くて、不安で。
だから、
私が汐恩から離れる事で
汐恩の夢も、幸せも
汐恩の全てを守れると思ってた
それが、唯一の方法だと思ってた。」
私の話を聞いていた汐恩がぎゅっと私の手を握った
私もその手をぎゅっと
握り返した
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さおりん(プロフ) - nanakoさん» お返事、遅くなってしまい申し訳ございません。そして、二度も素敵なコメントくださりとっっても嬉しかったです。ありがとうございました。なんとしてでも、最後まで絶対に書きつづけようと思えました…！！番外編もよろしくお願い致します。 (2021年1月6日 0時) (
レス) id: 2c0d1a5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - ひとみさん» お返事、遅くなってしまい申し訳ございません。コメントありがとうございます(^^)何周も読んでくださっていたんですね…！！私は嬉しすぎて泣きそうです、、。これからも是非、お暇な時に読んで頂ければなと思います。 (2021年1月6日 0時) (レス) id: 2c0d1a5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - poutyさん» お返事、遅くなってしまい申し訳ございません。暖かいお言葉、本当にありがとうございました。是非、番外編も暇な時に読んで頂ければなと思っております。(*^^*) (2021年1月6日 0時) (レス) id: 2c0d1a5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - この作品が好きで好きでたまりません。番外編心から楽しみにしています！お忙しいとは思いますが、どうかよろしくお願いします。 (2021年1月1日 23時) (レス) id: 9b745494ad (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - 泣きました。良すぎて泣きすぎました。すっごくよかった。本当に本当に…感動の作品をありがとう。 (2020年12月4日 14時) (レス) id: 9b745494ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s.a.o | 作成日時：2020年6月2日 1時
