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第四節 〈学校〉 ページ5

もちろん、その男の子は魁斗くん。
私は、外で深い深呼吸をして、
教室に戻った。
だが、もう掃除時間。
今更だけど、私が学校に行く意味って?
まあ、いっか。
多分、出席日数を稼ぎたいだけなのか。
家にいてもやることがないからだろう。
私が、今。一番楽しみにしてるのは
春休みに、魁斗くんと二人で
4泊5日の旅行に行くこと。
まあ、旅行と言っても、家から
電車で50分の温泉旅館に行くことだけだ。
魁斗くんは、温泉に行くと言う
話をした時。顔を赤らめて、
OKをくれた。
何か考えてたみたいだけど気にしたら負けだ。
私は、嬉しかった。
そんなことをぼおーっと考えてたら
学校なんてあっという間に終わった。
私って魁斗くんのことどう思ってるんだろう?
すぐにわかった。気が合う友達。
そして、始めてできた男の子の友達。
その程度だろう。
周りが期待してるような、すごく仲がいい
関係ではないと思う。
でも、なんだか、魁斗くんのことを
考えると心がもやもやするっていうか、
何っていうのかな?
え〜っと。
いや、何でもない。
とにかく、春休みを待とう。

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阿部黒海月 - おお (2014年3月7日 20時) (レス) id: 6b4418ce80 (このIDを非表示/違反報告)
阿部白海月 - やべwww面白い (2014年2月17日 19時) (レス) id: 8629da9bef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:REVERSI | 作者ホームページ:http://m.blogs.yahoo.co.jp/reversi0926  
作成日時:2014年2月17日 18時

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