【殺戮の天使】いろんなザック詰め合わせ！２【短編集】

タスケテ ページ4

※ヤンデレ注意です。

ザック「なぁ……A…。」

A「どうしたの…？」

ザックのフロアに戻ってくると、彼氏のザックが怖い顔で私を出迎えた。

私、何かしたっけ…？

ザック「さっき、誰と話してた…？」

A「えっ？ダニーだけど？」

私はさっきダニーのフロアに行き、目薬をもらってきた。

たぶん、それのことを言っているのだろうと思い、私はそう答えた。

ザック「…誰に触れられてた…？」

A「…？…ああ、目の診察してもらう時にダニーが目の調子見る時に
　 目の下の方を引っ張ってたやつ？」

なぜ知っているのか疑問に思いながら、私は答えた。

ザック「お前…俺のだよな？」

A「今さらどうしたの？」

ザック「早く答えろ。」

その、そこまで強くはないけど怖さを含んだ声に、思わずビクッとした。

A「う…うん。」

ザック「他の奴と話すなよ……。他の奴に触れさせんなよ……。
　 お前は……オレノモノナンダカラ…。」

そう言うザックの顔は狂気じみていた。

A「ほんとにどうしたの？いつものザックじゃないみたい…。」

ザック「自分がしたことも分かってねえのか…？」

A「だって、私別に責められるようなことしてないもん。
　 ただ、目の調子が悪いからダニーに薬貰ってただけだし。」

ザック「…分からねえなら……分かるまで…オシオキダナ…？」

A「えっ…？」

〜〜

もう、何年ここに閉じ込められてるんだろう…？

チャリッと腕と足の方から鎖の音がする。

皆に会いたいよ……。ダニー、エディ、キャシー、グレイ……。

ねぇ…助けて…。誰か……誰か……。

……誰か…ザックを……ザックを元のザックに…戻してください…。

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