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黄「やっぱ�陲舛磴鵑箸�るの楽しいなー はあ、もう帰るのしんどなってきたわ」
紫「…誰にでも言うてるん？そんなこと」
黄「え？」
ゆっくりと、ソファに押し倒す。
紫「好きって言ったらどうする？」
黄「…え？」
紫「俺、淳太のこと好きやねん」
黄「え、ちょっなに？どういうこと？」
紫「…そういう意味で好きってこと。ずっと前から、ほんまに好き。」
止まらないままに想いを伝える。
そのまま引き寄せられるように顔を近づけると、固まったまま見開かれた大きな黒目に自分の姿が映って思わずはっと正気に戻る。
ゆっくり身体を引き起こして、ソファの下に座る。
紫「急にごめんな。こんなん言われても困るやんな。…ごめん」
黄「いや、えっと、俺…」
紫「ごめん、ほんまごめん、、、忘れていいから」
黄「、あの、と、とりあえず、今日は帰るな？ご、ごちそうさま」
さっきまで酔っていたのが嘘のように素早く荷物をまとめて立ち上がる姿すら見れない。
けどやっぱり見送るために玄関で靴を履く淳太を慌てて追いかけると、ドアに手をかけたまま立ち止まった後ろ姿。
黄「あの、ほんまちょっと混乱しとって、、その、、ふざけてちゃうねんな、、？」
紫「…困らせてごめんやけど、うん。本気」
黄「、うん。ちょっと、色々考えさして？ …じゃあ、今日はありがとう、おやすみ。」
紫「おやすみ、気をつけてな」
ゆっくりと閉まったドアを見つめてその場にずるずるとしゃがみこんだ。
今日言うつもりなんかなかった。ましてやこんな、俺ん家で。お酒入った状態でなんて言いたくなんてなかった。
でも、どうしようもなくこみ上げてくる想いに歯止めが利かなくて。
伝えたときに見開かれた目が忘れられない。
紫「なにしてんねん、ほんま、、、」
あいつは女の子が好き。俺のことそんな風に見たこともなければ俺が好意を持ってるなんて知るはずもない。そんなこと百も承知やったから、自分が大切に想っていればそれでよかったはずなのに。
今までの居心地の良い関係を一瞬で崩してしまった後悔と混乱させてしまった申し訳なさで、思わず涙が溢れた。
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紗緒(プロフ) - すずでぃさん» すずでぃ様はじめまして！嬉しいお言葉ありがとうございました…！ (2021年4月13日 21時) (
レス) id: 258a8199a0 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - はじめまして。完結までお疲れ様でした！このお話すごく好きです。黄さんの可愛らしさと紫さんの優しいところ伝わりました...！とっても素敵な作品をありがとうございました！！ (2021年4月11日 16時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗緒 | 作成日時：2021年3月7日 14時
