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しばらく抱きしめあってから、そっと身体を離す。
いつもより甘い瞳をしている淳太にくらくらして、その瞳を向けてくれるのが自分やってことに信じられへん気持ちでいっぱいになる。
こんなかわいい淳太、まだ離したくなくて、思い切って提案してみる。
紫「なぁ、今日泊まっていかへん？」
黄「えっ」
紫「あっなんもせんよ？！ ただ、もっと一緒におりたいねん。あかん？」
黄「…ううん、俺も、一緒におりたい。」
一緒におりたい。
その一言だけで十分すぎるほど満たされたけど、シャワーのあとに俺の部屋着を着ている淳太に、やっぱりこれは片想いをこじらせた30代の妄想なんやないかと思わず疑ってしまったり。
それでも隣にもぐりこむ淳太のおかげでいつもよりちょっと沈んだベットに あぁ、これは現実なんやって実感したり。
絶対手放したくない。
そんな思いを込めてその細い体を抱きしめて、全身で淳太を感じる。
黄「�陲舛磴鵝�
紫「なに？」
黄「…好きっ。おやすみ」
紫「っ！！……おやすみ」
なんだか今日はドキドキさせられっぱなしや。
そんなん言われたら寝られへんのに。
ちょっとだけ悔しくて、抱きしめた腕にさらにぎゅっと力を込めた。
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紗緒(プロフ) - すずでぃさん» すずでぃ様はじめまして！嬉しいお言葉ありがとうございました…！ (2021年4月13日 21時) (
レス) id: 258a8199a0 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - はじめまして。完結までお疲れ様でした！このお話すごく好きです。黄さんの可愛らしさと紫さんの優しいところ伝わりました...！とっても素敵な作品をありがとうございました！！ (2021年4月11日 16時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗緒 | 作成日時：2021年3月7日 14時
