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それから。
今までまめに連絡とかするタイプやなかったけど、できるだけ毎日電話するようにした。
その日の仕事のこととか、メンバーの出てたテレビのこととか。
お互い忙しくて５分くらいの日もあれば、１時間以上話せる日もあって、それだけで嬉しくて、たまらなかった。
そんな状況がしばらく続いて、仕事のあと淳太としげと流星、あとスタッフさんたちとごはんに行って、まだ早いけどお開きにしよかってなったとき。
もうちょっと一緒におりたかったなーなんてぼうっとしてると
赤「あれ、淳太タクシー乗らんの？」
黄「こっからやったらそんなに遠くないから歩いて帰るわ」
青「そっか。気ぃつけてなー？」
もしかしてチャンスやったりする？歩き出した淳太の背中を追いかける。
紫「淳太！」
黄「ん？」
紫「送ってくわ！」
黄「えっ」
紫「送らせて？もうちょっと一緒にいたいねん」
素直にそう言うと照れたように笑って
黄「俺ももうちょっと話したいって思ってた」
なんて言われるから簡単に心は舞い上がって。
二人でぶらぶらと話しながらゆっくり歩く。
一本脇道に入れば夜の静けさが広がっていた。
ふと、隣で揺れる綺麗な手が目に入る。思い切って手を伸ばした。
黄「えっ」
驚いた声とともに手を引っ込めようとされるけど、もう一度ぐっと握りなおす。
黄「ちょっと、」
紫「大丈夫やって、誰も見てへんよ」
黄「、もー」
呆れたような、照れたような表情が可愛い。
紫「淳太はほんまに手綺麗やなー。すべすべやー」
親指で淳太の手の甲を撫でる。ほんまに女性みたいな手。指も細いくて長いし。
黄「…�陲舛磴鵝�
紫「ん？」
黄「その撫で方は気持ち悪いで笑」
紫「えっ うそぉ！」
黄「あはははは！」
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紗緒(プロフ) - すずでぃさん» すずでぃ様はじめまして！嬉しいお言葉ありがとうございました…！ (2021年4月13日 21時) (
レス) id: 258a8199a0 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - はじめまして。完結までお疲れ様でした！このお話すごく好きです。黄さんの可愛らしさと紫さんの優しいところ伝わりました...！とっても素敵な作品をありがとうございました！！ (2021年4月11日 16時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗緒 | 作成日時：2021年3月7日 14時
