一緒。３【灰谷兄弟】

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バネを使って大きくジャンプする

その辺の野郎の頭踏み台にして更に高く飛び上がる

身体を大きく反らし、振りかぶる

『さよなら』

梵首領目掛けて如意棒を振り下ろそうとした

ガシャン！

『…は？』

気づけば如意棒は遠くに飛ばされて手には何も残ってなかった

ゴッ！

『ぁ”ッ…！！』

何者かに鳩尾を殴られて遠くまで飛ばされる

マジ私人生で何回飛ばされるん？

『げほッ…！！ッ…！ぁ”…』

息が詰まる

首領の方を見るとワカとベンケイ

アイツらに、やられた

『…たッ……』

力強すぎだろ、あの二人

痛みで立つことが出来ず、ただ地面に這い蹲るだけ

花「オレは！！！関東卍會総長、佐野万次郎をぶっ飛ばしたい！！！」

『は！？』

野郎共の隙間からドラケンとサウスが戦っているのが見える


ファンファンファン


『警察…』

他のヤツらはワラワラと去っていく

やばい、早く撤収しないと捕まる
なのに、

『恨むマヂ』

身体動かん！！

どうにか這い蹲って目立たない所に移動しようと思った時だった

蘭「派手にやられてんなー」

竜「大丈夫か？」

兄ちゃんが来てくれて私を担いでくれた

『ありがと…』

竜「なんかスゲー音したなって思ってたけどあれってもしかしてA？」

『そう、鳩尾思いっきりやられて飛ばされた』

ゲロぶち撒けるかと思った、って言えばきたねーと蘭兄ちゃんに笑われた

私達３人はバイクで来てたのでバイクを駐めてる所までいく

着いた頃には身体は大丈夫になってたのでさっさと乗って家に帰った


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