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爆豪said
職員室の前を通ったのが運のつきだった。
橘に呼び止められて
「病院、近くだから届けといて🥺」
なんて言われて俺はすこぶる機嫌が悪い。
元々あんなヘラヘラした野郎は嫌いだが、
今日もっと嫌いになった。
受付で病室を聞き、聞いた番号と同じところで
足を止める。
“さっさと渡して帰りたい”
という気持ちでイライラしながらもドアをノックしかけたその時、、、。
中からあいつの声がした。
なんとなく入りにくい空気を感じノックしかけた手を下ろし中の声に耳を傾ける。
勝 「… 」
初めて知る風神の過去。いつも作り笑いをヘラヘラ浮かべてるのは知っていたがここまでのものを背負っていたところをあいつは一度たりとも感じさせたことはなかった。
あいつを助けたあの日からちょくちょく俺はあいつの家に赴き、夕食をよばれることがあった。
学校では廊下ですれ違うと他愛もない話をした。
近くにいたはずなのに、何も知らなかった。
それにイラついた。
何も言わないあいつにも気づけなかった自分にも。
一通り風神が話をし終え、出てくる気配がしたのでなんとなく病室の前を去る。
ふんっ…上等だよ
俺がお前をヒーローにしてやるよ
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コンポタ(プロフ) - 金木犀さん» ありがとうございます！最近忙しくてなかなか更新できていませんがその言葉を励みに頑張ります！！( *´꒳`*) (2022年4月13日 17時) (
レス) id: 5f75b9a78b (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。次の更新楽しみにしてます！ (2022年4月11日 1時) (レス) id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンポタ | 作成日時：2021年7月7日 14時
