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Asaid 戻ります
―――人を信じるのは怖くて信じられるのも
・ 怖くてでもこの人は違うのかな―――
相澤先生に今日はもういいから家で休みなって言われて病室を出た。
今は自販機でお茶を買って近くのソファーに座って先生の最後の言葉について考えていた。
(なんか俺が死んだみたいに言うな)By相澤
『信じていい奴ら…ねぇ』
「おい」
『わっ！勝己くん！？？？』
勝「うるせぇよ、こんなとこででっかい声出してんじゃねー」
『あぁ、ごめん…でもどうして勝己くんがこんなとこに？？』
「橘に相澤先生に渡すっつープリント頼まれた」
『そーだったんだ！怪我はどう？大丈夫？』
「俺たちは怪我という怪我はしてねぇよ」
『そっか、よかった…』(*´꒫`*)
「なぁ、」
『ん？』
「俺はコソコソするのはゴメンだ。だからはっきり言う。」
『(・・？』
「さっき病室の前でお前の話を聞いた。」
『えっ…』
どうしよう、嫌われる…ヒーローを志す勝己くんにあんなことを聞かれてしまった…。
俺の中の汚れた感情の1部を見られてしまった…
どうしよう…嫌だ、ここにいたくない
『ッ……い、やだぁ』(風神が立ち去ろうとする)
「はっ！？おい、待て！」(風神の腕をつかむ)
『��(O_O；)ビクッ』
「逃げんな。俺は、ここにいる」
何を当たり前のことをと思ったが、当の本人は大真面目だ。
そんな彼の姿に心を許してしまいそうになった。
何もかも投げ出して彼に縋りたくなってしまった。
助けて、俺を守ってと泣き出してしまいたかった。
でも彼に迷惑をかける訳にはいかない。
彼は俺と同い年で同級生で、ヒーローの卵だ。
ダメ、なんだ、。
そして何より、突き放されるのが…怖いんだ。
俺の汚い感情を知って勝己くんに、みんなに嫌われるのが怖かっただけなんだ。
『……勝己くんは、どう思った？俺の話聞いて』
嫌いになった？絶望した？幻滅した？情けないやつだとダメなやつだと思われた？
ビクビクしながら彼の言葉を待つ俺にかけられた言葉は予想の斜め上を行くものだった。
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コンポタ(プロフ) - 金木犀さん» ありがとうございます！最近忙しくてなかなか更新できていませんがその言葉を励みに頑張ります！！( *´꒳`*) (2022年4月13日 17時) (
レス) id: 5f75b9a78b (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。次の更新楽しみにしてます！ (2022年4月11日 1時) (レス) id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンポタ | 作成日時：2021年7月7日 14時
