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『…相澤先生』
目を覚まさない。
俺は今、自分の羽を相澤先生に生やして
病院に運んでいた。
肘も顔も身体中がボロボロで、勝手に治癒を施しておいたが、それでどこまで回復したのか、自分でもイマイチ分からない。
病院に着いて、少し落ち着いて、
今は相澤先生の眠るベットの横に腰掛けている。
医師が言うには俺の処置はありがたかった
らしい
直に目を覚ますだろうと言われた。
直にっていつだ？
みんなすごく遠くて、
怖くて、
『いやだったな』
そんで、
俺はすごく
『無力だったな。』
『…はやくおきて』
相「……はい、なんだ」
『へっ！せんせ、目覚まして！？え、は！』
「いやちょっと落ち着け」
『もぅ……よかったですほんと…いつから起きてたんですか』
「直にっていつだ？のとこから」
『えっ！声に出てた！？…恥っず』
「風神。」
『はい？』
「溜め込むな、俺がこんなにはやく目を覚ますことが出来て、あんなにボロボロだった肘が軽傷で済んだのは風神のおかげだ。無力なんかじゃないさ」
ポカポカしてる…。
ダメだ。
普段なら口を噤むであろうこの場面で
俺の口は自分の過去をペラペラと話し始めた。
『俺は……………………………』
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コンポタ(プロフ) - 金木犀さん» ありがとうございます！最近忙しくてなかなか更新できていませんがその言葉を励みに頑張ります！！( *´꒳`*) (2022年4月13日 17時) (
レス) id: 5f75b9a78b (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。次の更新楽しみにしてます！ (2022年4月11日 1時) (レス) id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンポタ | 作成日時：2021年7月7日 14時
