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―――彼らは常にこういう世界と
戦っているんだと、思い知らされた―――
空を飛ぶ。
飛びながら考える。
頭の中に流れてきたあれはなんだ？
声が聞こえた訳でもないし、映像が見えた訳でもない。
もしかしたら俺の勘違いかもしれないけれど
でも確かに相澤先生だったんだ。
違ったのならそれでいい。本望だ。
ただ、相澤先生がピンチなら
俺は行かなきゃ。
相澤先生はもちろん、A組には勝己くんも、いずくくんもいる。
心配だ。
到着…だろうか。それらしき建物の前に着いた。
真正面の入口から入るのは気が引ける
最悪の事態も考慮しなければならない。
俺のすべきことはこっそり侵入して、相澤先生や勝己くん達の安否を確認すること。
でもそのためには…………………
裏口とかはないのか？
頭を悩ませていたその時強い風が吹き抜けた。
『オールマイト先生！？』
オ｢あれ？確か君は……風神少年！なぜここに？｣
『なんか相澤先生ピンチかもって気がしたんです』
「なにそれ！？個性！？…じゃなくて！敵が来ている、」
『えっ…』
最悪の事態だった。
「…………君も戦うのか？」
『いえ、俺はあくまで援護。個性だって敵と戦って優位に立てるほど使いこなせません俺はできるだけ敵を倒すことではなく、みんなの命を最優先に動きます。オールマイト先生は、敵を、お願いします』(くそ早口)
「わ、わかった。よし！行くぞ！！！」
「私が来た！」
今だ！みんながオールマイト先生に注目している隙に俺はこっそり中に侵入し、影からまず相澤先生を探す。
そしてこの状況を見て思う。
俺になにができるのだろう。と
『ッｯ……。』
それは
普通科1年が見るにはあまりにも
悲惨な光景だった。
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コンポタ(プロフ) - 金木犀さん» ありがとうございます！最近忙しくてなかなか更新できていませんがその言葉を励みに頑張ります！！( *´꒳`*) (2022年4月13日 17時) (
レス) id: 5f75b9a78b (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。次の更新楽しみにしてます！ (2022年4月11日 1時) (レス) id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンポタ | 作成日時：2021年7月7日 14時
