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A.M.10:58 ページ5
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「炭酸飲も、炭酸」
Aは160円を自販機に突っ込むとメロンソーダのボタンを勢いよく押した。
ガコン、と音がしてA待望の炭酸飲料が出てきた。“今日”も自販機さんは通常営業だったみたいだ。
俺も小銭を入れて水を獲得した。炭酸飲料は砂糖の量を気にしてあまり飲まない。
「美味しっ！炭酸美味しいなぁ……。にろちゃんまた水？」
「炭酸抜けたあとのそれ、砂糖の塊って知ってるか？」
「知ってるよ！そう言うこと言わないで。太るぞって言いたいんでしょ！」
「俺そんなこと言ってないけど〜？自覚済みですか、Aさん？？」
「ぬぁぁぁぁぁにろちゃんムカつく！顔が良いからかっこいいと思う自分が嫌！！」
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作者名：香月メル | 作成日時：2021年8月31日 21時
