自分で払えよ。【原神】 (ページ2)

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Prolog ページ2

鍾離
「A、、、」
鍾離に誘われて昼ごはんを食べに来たのだが会計時に鍾離がこちらを振り向く。
相変わらずの真顔で。しかし鍾離が私に言うことは一つだけ。
貴方
「何？モラがないとか言ったら斬るわよ」
そう、モラの事だ。何時もコイツと出かける度にそう言ってくる。あんだけ言っていたので流石に無いとは思ったが次の一言でそんな考えは砕け散った。

鍾離
「申し上げにくいがモラがない」
ガンッッ！
壁に頭を打ち付ける。この男………何度言ったら分かるんだ
だからコイツとは出かけたくないのだ。毎回モラが無いと言ってくるから。もしやワザとか…？

貴方
「何回言ったら分かるんだこの野郎！！ワザとか？！わざとなのか！？？」
流石に何回も同じ事があると怒るだろう。しかし鍾離は落ち着かせる訳では無く、深刻そうな顔で巫山戯た事を垂れる。

鍾離
「すまない。わざとでは無いのだがどうにもモラを持つ癖がつかなくてな」
火に油を注ぐとはこの事。鍾離は謝りはするがその後にさも自分は悪くないということのような発言をするのだ。Aはそれに対してガミガミと怒るが最終的に溜息をつき、こう言った

貴方
「私が払います」