valentine6 ページ6
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「いいもん見してあげる」
「う、うん。わかった」
なんだろう、と思いつつも彼に誘われたのはすごく嬉しくて、
顔がニヤけてるんじゃないかと心配だった。
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「じゃあ私そろそろ着替えてくるから、裏口で待ってるね」
「ん、わかった」
そう言った彼が残りの炒飯を食べている間、私は奥のロッカールームで私服に着替えた。
まだ5分早かったけど、店長が店の方から
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「Aちゃんもうあがっていいぞー」
と気を利かせてくれたのか親指を立てて"グッド"サインをしながら私に言った。
「はい、ありがとうございます」
お礼を言ってから裏口に出ると既に潤くんがいた。
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「あ、早かったね」
「うん。じゃ、行こうか」
キャップを目深に被って眼鏡をした彼が歩き出した。
彼は最初は早めのペースで歩いていたけど、彼より歩くのが遅い私に気付いて、
歩くペースを合わせてくれた。
また、私の鼓動が高鳴る。
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「どこ行くの？」
と気になっていたことを訊くと、
「ん？着いてからのお楽しみ」
と悪戯な顔で潤くんが笑いながら言った。
「なにそれ(笑)」
この瞬間が幸せすぎて、嬉しすぎて、夢みたいで。
本当に現実なのかと確認するために軽く頬をつねった。
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頬に感じた軽い痛みに、現実なんだと気付く。
だけど今私の隣で彼が歩いてるなんて、やっぱり信じられなかった。
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10分くらい適当に話しながら歩いた。2月とはいえまだまだ寒くて、私が
「寒っ...」
と無意識のうちに呟くと、
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「あっこれ貸すよ」
と潤くんがよく巻いているストールを巻いてくれた。
「ありがと」
嬉しくて、なんだか恥ずかしくて、
顔が真っ赤になっているんじゃないかと思いストールでさりげなく熱い頬を隠した。
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「どういたしまして」
そう言って微笑む彼に、また胸が高鳴る。
なんでこの人は、こんなにも人を夢中にさせることができるんだろう？
人気アイドルとしてや容姿だけではなく、人としての魅力なんだろうな。
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「もうすぐだよ」
彼がそう言って、改めて前を見ると少しさびれたビルがあった。
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まちゅじゅん(プロフ) - (松本)柚奈さん» なんが元気でました！ｗｗｗ あいばとうです！ (2013年2月20日 19時) (
レス) id: b9863d32f0 (このIDを非表示/違反報告)
(松本)柚奈(プロフ) - まちゅじゅんさん» 不可能ではないと思いますけどね〜。年齢は関係ないと潤くん雑誌とかでよく言っていたので...。 (2013年2月20日 0時) (レス) id: f48125f3b2 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅじゅん(プロフ) - (松本)柚奈さん» あれっ 私歳の差5歳って書いてある…。 …それが5歳じゃすまないんですよ…。 15歳はキツイかな…ｗ (2013年2月19日 21時) (レス) id: b9863d32f0 (このIDを非表示/違反報告)
(松本)柚奈(プロフ) - めい＊＊さん» はじめまして！キュンキュンしていただけましたか！ありがとうございます。潤くんはギャップ王子ですね(*^^*) (2013年2月19日 17時) (レス) id: f48125f3b2 (このIDを非表示/違反報告)
(松本)柚奈(プロフ) - 嵐さん» ありがとうございます！ただ、他の連載があるのと、今のところこれで完結になっているのでご要望に応えられるかはわからないです... (2013年2月19日 17時) (レス) id: f48125f3b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚奈 | 作成日時：2013年2月15日 11時
