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in side
「今日、打ち合わせ室、押さえてるから」
グループでの仕事の合間に山田に声を掛けられた。
カメラが無い所で話しかけられるなんて、久しぶりすぎてびっくりしたけど、まわりにいるメンバーはさらにびっくりしてるけど、山田は話を続ける。
山「説明。1年経ったから。説明して」
伊「はっはい」
別れる時に山田に送ったメッセージ、覚えてたんだ。
そんで、律儀に1年待ったんだ。
山田らしいと思わず笑ってしまう。
そんな俺を置いて、その場から離れて椅子に座るとスマホを触りはじめた山田。
俺は気持ちを落ち着かせたくて、トイレに向かう。
高「大丈夫？」
伊「何がぁ？」
わざと、とぼけた声で聞いてみれば俺を追いかけて来てくれた高木は苦笑いで、隣に並んで歩き出した。
伊「トイレ行くけど」
高「俺も」
伊「ツレしょんかあ」
高「だね」
あとは高木はなんにも言わないで、宣言通りツレしょんした。
山田と別れて1年。
俺は気持ちの踏ん切りがつかないまま、山田に片思いしてる。
付き合ってる頃はそばに居れたらそれだけでいい。だった。
今はメンバーとして、そばに居られればそれだけでいい。
そう、自分に言い聞かせた1年。
グループでの打ち合わせが終わって、山田と別の打ち合わせ室に入る。
メンバーみんな心配そうな顔してたけど誰も何も言わないでくれてありがたかった。
お互いに椅子に座って、久しぶりに山田を正面から見つめた。
相変わらず、キレイな顔してる。
山「もう、別に良いんだけど」
伊「・・・うん」
山「でも、突然、出ていかれた理由は聞きたい」
伊「うん」
そこから喋らなくなった山田。
俺が話すのを待つ姿勢らしいから、意を決して、ふうと深呼吸をして口を開く。
伊「ごめんな。勝手に出て行って。前から別れたいって思ってたんだけど、山田がホテルに泊まるって言ってくれたから、ラッキーって思ってさ」
できるだけ、明るくテキトーな感じで話す。
山田の顔は見れなくて、自分のひざに置いてある震える手をぼんやりと見る。
伊「好きな人、いる。今、一緒にいる。ごめん」
山「・・・ふーん」
伊「いーよ。文句言って」
勝手に出て行って別れるって一方的に言われたら、俺なら発狂する仕打ちだ。
山田はそこまで俺を好きじゃなかっただろうけど。
山「じゃあ、言う」
伊「はい」
文句を言われる覚悟を決めて、ますます震える手を握り締めて、目を閉じる。
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昨日(プロフ) - けーままさん» コメントありがとうございます！私はNO！浮気派なんですが、“こっち見て！”な匂わせ（してない）浮気は大好物です😆大ちゃんとはギリギリアウトな感じは、しょーがない！いのありだから！です(笑) (9月2日 13時) (
レス) @page33 id: ac59e4c975 (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - ギリギリでいつもいたいイノちゃんですね(๑•̀ㅂ•́)و✧ (8月29日 18時) (レス) @page32 id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
昨日(プロフ) - けーままさん» コメントありがとうございます！です！です！某コンビニに行くたびに妄想が広がりました(笑) (6月22日 18時) (レス) id: ac59e4c975 (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - FFですよね！我が家の子供も622に発売だって！と某コンビニを見て言ってました😂 (6月21日 20時) (レス) @page9 id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昨日 | 作成日時：2023年6月6日 13時
