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in side
最近、うまく隠せない事が多い。
それを口に出してしまってるし。
だめだめだ。
伊「シャワーして来なよ。気持ち、切り替えるから」
うん。
だいじょーぶ。
SNSは見るもんじゃないし、やるもんじゃない。
俺みたいな、ひねくれてるやつは。
山「知念に断られたから声を掛けた訳じゃない。慧は予定があると思ったから」
伊「・・・うん。分かってるよ」
にっこり笑ったつもりだったけど、涙がこぼれ落ちそうになるのが分かったから、慌てて肩にかけてたタオルで頭を拭くふりをして、顔を見せないようにする。
面倒くさいなぁ。なんて思われたら大変だ。
だいたい、「俺を優先して」なんて言える訳がないし、泣くなんてキモすぎる。
山「ごめんごめん。ごめんなさい」
伊「・・・」
何度も山田が謝るから、ふるふる首を横に振るったら、ぎゅって抱き締められた。
山「ごめんねごめんごめん」
伊「・・さぃ」
山「えっ？何？」
伊「しつこい！うるさい！俺と現場が一緒になるなんてレアなんだから、俺を優先しろ！ばーか！ばかばか！」
あんまり、ごめんごめんと山田がしつこいから、思わず本音を口に出してしまった。
出してしまってから、後悔する。
後悔して、タオルの隙間から山田を見れば、にっこり笑った山田の顔が見えた。
相変わらず、きれいな顔してる。
山「最初っからそう言いなよ」
伊「うっ」
山「まあ、それができないのが慧だからね」
伊「うるさい！」
山「俺の慧は可愛いなぁ」
伊「うるさーい！」
もう恥ずかしくて、タオルで顔を隠したのに、カシャカシャ写真を撮ってる音がするから、ますます恥ずかしくなる。
俺なんか撮ったって、しょーがないだろ。
山「慧との写真は色々駄々漏れてるから、事務所とメンバーからNGが出てんの知ってた？」
伊「そっそーなの？」
山「そーなの！」
そっかあ。
山田のSNSに俺が載っかる事はないんだぁ。
山「あと10年したら、流石に匂わせ、いーんじゃね」
伊「10年・・・」
山「どーせ50年後も一緒なんだから、そのうち」
伊「んー」
さらっとプロポーズした男の顔を見てやろうと顔をあげたら、すぐそこに山田の顔があって、キスされた。
山「ご機嫌になりました？姫？」
伊「う”ーもっとキス！」
山「はいはい(笑)」
相変わらず、考えなくて良いところで、ぐるぐるしてるいのちゃんと、鈍感な山田さん。
そして、当たり前に「乙女会」にお呼ばれする高木さん。
でした。
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昨日(プロフ) - ゆリさん» コメントありがとうございます！あけましておめでとうございます。嬉しいお言葉、ありがたいです。今年もやまいので突き進みます。よろしくお願いします。 (1月17日 10時) (
レス) id: 8e12f8e7ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆリ(プロフ) - 昨日様、初めまして😌いのやまが大好きでなので昨日さんのお話しがいのやまだらけで嬉しくて全部のお話しを何度も繰り返して読ませていただいてます。これからも楽しみにしてます😊 (1月11日 11時) (レス) @page8 id: 8b558c3b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昨日 | 作成日時：2023年11月2日 9時
