今日:3 hit、昨日:14 hit、合計:33,330 hit
小｜中｜大
1 ページ1
夜がちょうど更けていく頃
私と九重と班長は車の中にいた
『…私要ります？』
「何言ってるんだ、401はお前の車だろ。」
運転席には九重が座り、助手席は班長
私は後方で広々と項垂れるしかない状況
「それにな、高見がいないと九重が寂しがるからな。」
「寂しがってません。」
と前2人で小さな口論が始まってしまった
なぜ私たちが夜遅くにこんな状況になっているかといえば
目の前のコンビニで志摩さんと伊吹さんがバイトをしているからだ
楽しそうにしている2人のインカムを聞きながら
今回も404に行けばよかったな〜、なんて思ったりもして
『伊吹さんめちゃくちゃ喋りかけるじゃないですか、迷惑な店員。』
「お前ら！もっと真面目にやれ！そんな張り込みがあるか！｣
と班長の怒号が車の中にも響き渡る
《もう、陣馬さん声デカいよ。》
と伊吹さんの楽観的に聞こえる声が車内に聞こえる
それを聞いた九重がため息をつきながら
「やっぱり店員役は私がやるべきでした。」
と言っている
「お前それ昨日も言ってたな。」
『今回は向こう2人が適任だよ、機動力が違いすぎる。』
…まあ、適任かどうかは分からないが
暫く動きがなくて私は後部座席に思いっきりもたれかかる、こんな体制美人隊長にバレたらなんて言われるかわかったもんじゃない
すると九重がある人を発見する
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 264人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サンチ | 作成日時：2021年2月5日 9時
